ピピロッティ・リストの映像作品:
その実験性と90年代以降のビデオ・インスタレーションについて
<ゲスト>
齋藤理恵(東京芸術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻 芸術環境創造分野修士課程在籍)
■原美術館での個展が記憶に新しいビデオ・アーティスト、ピピロッティ・リスト。
■今回はリストのビデオ作品において特徴的な、映像のひずみに着目し、それがポピュラー文化とどのように関わっているかについて考えます。
■また、この分析を通じて、ポスト・フェミニズムアートを代表する作家であるリストの位置付けを明らかにし、作品で展開される私的な世界観が、現在どういった存在かを検討します。
■リストの初期の作品から、2007年にストックホルムで行われた個展や原美術館での作品などを、具体的に取り上げていきます。
日時:2008年3月4日(火)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)
【 プロフィール 】
齋藤理恵|Rie Saito
東京芸術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻 芸術環境創造分野修士課程在籍。専攻は現代美術、文化研究。ピピロッティ・リストの作品論を中心としながら、実証的な研究を行う。