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見えない規制/自由の領域
〜アートと公共性の関係 Part4〜
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<ゲスト>
小川希(Art Center Ongoing/TERATOTERA)
作田知樹(Arts and Law ディレクター)
成原慧(東京大学大学院学際情報学府博士課程)
藤井光(美術家/映像ディレクター)
山本紀子(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
日時:2010年3月3日(水)19:00〜21:00 ※受付開始は18:30
会場:小金井アートフル・ジャック!@シャトー小金井(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:無料
【 プロフィール 】
小川希|Nozomu Ogawa
1976年東京生まれ。2001年武蔵野美術大学映像学科卒。2004年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。2007年東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。2002年から2006年に亘り、東京や横浜の各所を舞台に若手アーティストを対象とした大規模な公募展覧会『Ongoing』を、年一回のペースで企画、開催。その独自の公募・互選システムにより形成した数百名にのぼる若手アーティストネットワークを基盤に、既存の価値にとらわれない文化の新しい試みを恒常的に実践し発信する場を目指して、2008年1月に東京・吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。現在、中央線エリアでアートプロジェクト「TERATOTERA(テラトテラ)」のチーフ・ディレクターとしても活動中。
作田知樹|Tomoki Sakuta
ヨコハマ国際映像祭2009アシスタントキュレーター、表現・芸術支援を支援するボランティア法律家NPO団体 Arts and Law ディレクター。専門は芸術法、情報・知財政策、文化経営学。アートと法、技術と人文主義、情報工学と公共哲学の交わりを軸に、個人の表現と社会の関係を考える場をキュレーションする。
成原慧|Satoshi Narihara
1982年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程在学中。専攻は情報法・情報政策。インターネット上の表現の自由を中心に研究している。主な論文に「サイバースペースにおける情報流通構造と表現の自由」情報学環紀要情報学研究No.76(2009年)などがある。大学院での研究活動の傍らで2006年から2009年まで特定非営利活動法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパンにおいてメルマガ等の広報活動に携わった。
藤井光|Hikaru Fujii
1976年生。美術家/映像ディレクター。パリ第8大学 美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作と研究を行っている。市民メディアセンターMediRの講師や、派遣労働者らを対象にした映像ワークショップを通して映像メディアの民主化に努める傍ら、NPO法人記録と表現とメディアのための組織[remo]の東京支部を協働運営している。
http://hikarufujii.com/
山本紀子|Noriko Yamamoto
1979年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業。民間企業でのデザインやブランディング業務と並行し、森美術館パブリックプログラムやアーティストアシスタント等を経て、2008年より公益財団法人横浜市芸術文化振興財団に勤務。「ヨコハマ国際映像祭2009」市民恊働担当、「横浜アートサイト2008-2009」「文化芸術の創造性を活かした地域づくり事業」などにコーディネーターとして携わる。
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小金井アートフル・ジャック!とは
2010年3月1日より7日の期間、東京の小金井市を舞台とし、美術、ダンス、演劇、音楽ライブからトークショーまで、現代の表現をとりまく様々な要素が集結する、2009年度に小金井市各所でアートを主軸とした市民参加型の様々な活動を行ってきた「小金井アートフル・アクション!」のこれまでの活動を総括するイベントです。
http://artfullaction.net/jack/