『Ten Fundamental Questions of Curating』を読む

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TFQを読む #11 <Question 3: What is Art? Text: Chus Martínez>
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チュス・マルチネス「アートってなに?」を読んで話し合います。

日時:2016年8月31日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円
共催:Art Autonomy Network[AAN]

<アクセス>
東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅から徒歩4分
都営新宿線「馬喰横山」駅から徒歩5分、JR総武線快速「馬喰町」から徒歩6分
都営浅草線「東日本橋」駅から徒歩8分
他、JR「神田」「秋葉原」「浅草橋」から徒歩15分程度
http://nicatokyo.com/access/
<予約>
http://goo.gl/forms/SNvcllscqB

【 読む本 】
Ten Fundamental Questions of Curating
MOUSSE PUBLISHING, 2013年初版 , 146ページ, ISBN 9788867490530




<『Ten Fundamental Questions of Curating』を読む>について
キュレーターってなに? 公共ってなに? アートってなに? コレクションとは? 展覧会ってなに? なぜアートを伝えるの? 現代ってどうあつかうの? キュレーターの責任って? プロセスってなに? よろこびって?
「Ten Fundamental Questions of Curating」は、キュレーターの活動の根幹に関する10の問いに対する10人のキュレーターのテキストを集めた書籍です。国際的に活動するキュレーターであり美術雑誌『ムース』の編集長であるイエンツ・ホフマンの呼びかけにより始まったこのプロジェクトは、2000年代以降のキュレーターたちの活動の軌跡を追うとともに、彼らの実験的な取り組みや思考を照らし合わせる、今日キュレーターとして活動する意義とはなにか、という壮大なテーマに挑むものです。
<『Ten Fundamental Questions of Curating』を読む>(略して<TFQを読む>)では、そんなキュレーターたちの思考や実践を参照しながら、展覧会を作るときや現代美術展、国際展に足を運ぶときに考えの助けになるような議論や視点を得ることを目標としています。
毎回ひとつの問いを取り上げ、キュレーティングの意味や求められる役割を整理すると同時に、筆者たちの手がけた展覧会の内容を検証し、彼らがどのようなアーティストとともに同時代のアートの在り方に取り組んでいるかをより深く考えます。なお、不定期でゲストを招き、展覧会に関わるさまざまな立場や視点を紹介予定。

<執筆者>
Jens Hoffmann|イエンツ・ホフマン
ジューイッシュ美術館 副館長
Jessica Morgan|ジェシカ・モーガン
ディア芸術財団ディレクター。[執筆当時]テート・モダン キュレーター、2014年光州ビエンナーレ ディレクター。
Juan A. Gaitán|ホアン・A・ガイタン
第8回ベルリン・ビエンナーレ ディレクター。[執筆当時]ロッテルダム ヴィト・デ・ヴィス現代美術センター キュレーター、カリフォルニア美術大学で教鞭も執る。
Chus Martínez|チュス・マルチネス
第56回ヴェネチアビエンナーレカタルーニャ館キュレーター。ドクメンタ13 キュラトリアル・チーム、元MACBAチーフキュレーター、FHNW美術デザインアカデミー(バーゼル)美術学部長。
Sofía Hernández Chong Cuy|ソフィア・ヘルナンデス・チョン・クイ
CPPC(NY、ベネズエ ラ・カラカス)現代美術コレクションキュレーター。元タマヨ美術館(メキシコ)キュレーター。
Elena Filipovic|エレナ・フィリポヴィッチ
クンストハレ・バーゼル館長。[執筆当時]WIELS(ブリュッセル)シニア・キュレーター。
Maria Lind|マリア・リンド
ストックホルム ティエンスタ・クンストハレ ディレクター。
João Ribas|ホアオ・リーバス
セラルヴェス美術館シニアキュレーター。[執筆当時]MIT List Visual Art Center キュレーター。
ピーター・イーリー|Peter Eleey
PS1 MoMA キュレーター兼アソシエイト・ディレクター。
Adriano Pedrosa|アドリアーノ・ペドロサ
サンパウロ美術館ディレクター(2014年〜)。第12回イスタンブールビエンナーレ共同キュレーター。
Dieter Roelstraete|ディーター・ロールストラーテ
ドクメンタ14 キュラトリアル・チーム。元シカゴ現代美術館マニロウ・シニア・キュレーター。[執筆当時]アントワープ現代美術館キュレーター。

※テキストは2011年から2012年に『Mousse magazine』に掲載され、それらをまとめて2013年に出版されたもの
※執筆者名及び所属機関の表記は既存の表記例に準ずる。

企画:後藤桜子(キュレーター)

後藤桜子|Oko Goto
1986年生まれ。ゴールドスミスカレッジBAファインアート学科(Studio Practice and Contemporary Critical Studies)卒業。2009年からギャラリー、小規模出版社を経て、2013年より都内の美術館でキュラトリアル・アシスタントとして勤務。主な活動に、「空想する都市学:空間の再分配 フィールドワーク」(3331アーツ千代田/東京、TKG+ Project/台北※葉佳蓉との共同キュレーション/2014)、「Otto Ou solo exhibition」(jubilee Gallery/名古屋/2011)、「Urbania Collective: GSK Contemporary」(The Royal Academy of Arts/ロンドン/2008)、『Invisible Man / Paper』(Vol.1 - 3)、また『invisible man / magazine vol.4』の編集など。



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TFQを読む #10 <Question 10: How about Pleasure? Text: Dieter Roelstraete>
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ディーター・ロールストラーテ「喜びって?」を読んで話し合います。

展覧会における「喜び」を、キュレーターはどのように考え、扱えばよいか、というのがこの章のお題です。「喜び」は「楽しみ」と言い換えてよいでしょう。

展覧会と数々のディスカッションやワークショップを通して社会におけるアカデミーの潜在能力を映し出すというテーマで開催された「アカデミー」展を、ロールストラーテは展覧会企画における失敗の一例として挙げながら、そこで試みられた「喜び」と、欠如していた「喜び」について問います。

読書会では、ロールストラーテの考察を基に展覧会における「喜び」の扱い方、そして少し飛躍して、「喜び」を享受する側と与える側の関係についても展開したいと考えています。また、昨今大型美術館のスペクタクル化の重心がコレクションへと移る傾向やパブリック・プログラムへの比重の増大、「第14回イスタンブール・ビエンナーレ」「マニフェスタ11」など、実際に足を運び、さらに時間をかけないと実感できないような展覧会における「喜び」についても考えたいと思います。

日時:2016年6月29日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #9 <Question 4: What about Collecting? Text: Sofía Hernández Chong Cuy>
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ソフィア・ヘルナンデス・チョン・クイ「コレクションとは?」を読んで話し合います。

日時:2016年5月18日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #8 <Question 7: What To Do with the Contemporary? Text: João Ribas>
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ホアオ・リーバス「現代ってどう扱うの?」を読んで話し合います。

日時:2016年3月30日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #7 <Question 6: Why Mediate Art? Text: Maria Lind>
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今回の議題は展覧会における教育や普及活動のあり方です。マリア・リンドのテキストや実践は美術と社会の関わりを議論や企画の核とし、美術史や理論に対して自己言及的な展覧会制作より、作品と鑑賞者の関係をつなぐことを重視しています。これまで TFQのテキストの多くが、展覧会が公開されるまでの過程に関するものでしたが、リンドはキュレーターが展覧会を通して作品と鑑賞者を媒介(仲介)するプロセスを、いくつかの対照的な例を挙げながら考察します。

日時:2016年2月19日(金)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #6
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『Ten Fundamental Questions of Curating』の半分(キュレーターってなに? 公共ってなに? 展覧会ってなに? プロセスってなに? キュレーターの責任って?)を読んだので、今回は、これまでの内容をまとめた上で、キュレーティングの課題について話し合います。

日時:2015年9月15日(火)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #5 <Question 8: What About Responsibility? Text: Peter Eleey>
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ピーター・イーリー「キュレーターの責任って?」を読んで話し合います。

日時:2015年8月5日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #4 <Question 9: What Is the Process? Text: Adriano Pedrosa>
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アドリアーノ・ペドロサ「プロセスってなに?」を読んで話し合います。

日時:2015年7月1日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS 地下1階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #3 <Question 5: What Is an Exhibition? Text: Elena Filipovic>
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エレナ・フィリポヴィッチ「展覧会ってなに?」を読んで話し合います。

日時:2015年5月27日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:社員食堂(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 Creative Hub131 3階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #2 <Question 2: What Is the Public? Text: Juan A. Gaitán>
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ホアン・A・ガイタン「公共ってなに?」を読んで話し合います。

日時:2015年3月25日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:社員食堂(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 Creative Hub131 3階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #1 <Question 1: What Is a Curator? Text: Jessica Morgan>
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ジェシカ・モーガン「キュレーターってなに?」を読んで話し合います。

日時:2015年2月25日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:社員食堂(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 Creative Hub131 3階)
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円

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TFQを読む #0
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『Ten Fundamental Questions of Curating』の簡単な紹介と、関連するテキストや事例などを紹介しながら、展覧会を作ること/見ることについて考えます。

日時:2015年1月21日(水)19:30~21:30 ※開場は19:00
場所:社員食堂(東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 Creative Hub131 3階)
定員:15人(予約制) 参加費:500円