<Reading Room>のあとの話
<ゲスト>
橋本誠(アートプロデューサー)
川崎昌平(アーティスト)
内沼晋太郎(numabooks代表) ほか
■2005年、<Reading Room>というブック形式の「読む」アート作品、マンガ表現、ビデオインスタレーション、パフォーマンスなど、形態にとらわれず「よむ」ことをテーマにした展覧会がBankART Studio NYKで開催されました。橋本誠さんが展覧会を企画をして、川崎昌平さんや内沼晋太郎さん(Book Pick Orchestra)が作家として参加しました。
■<Reading Room>から、4年。橋本誠さんはフリーのアートプロデューサーとして活動してきました。今年の春からは東京文化発信プロジェクト室で働いています。川崎昌平さんは新書を書いたり雑誌に寄稿したりしています。現在、久しぶりの展覧会をCAMPで開催しています。内沼晋太郎さんはブックコーディネーターやクリエイティヴ・ディレクターとして仕事をしています。3月に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』という本も出しました。ちょうどいい機会なので、これまでのことやこれからのことについて(どうやって食べてきたのか/食べていくのかとかも含めて)、いろいろ聞いてみようと思います。
日時:2009年4月27日(月)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)
【 プロフィール 】
橋本誠|Makoto Hashimoto
1981年東京都生まれ。横浜国立大学マルチメディア文化課程卒業。ギャラリー勤務を経て、フリーのアートプロデューサーとして活動している。主な企画展に「都市との対話 -Dialogue with the City-」(BankART Studio NYK, 神戸アートビレッジ センター/2007年)、「KOTOBUKIクリエイティブアクション」(横浜・寿町エリア/2008〜)など。また、「Tokyo Art Beat」「REALTOKYO」、雑誌『BT/美術手帖』『ARTiT』などでもアート関連記事を執筆している。
川崎昌平|Shouhei Kawasaki
1981年生まれ。埼玉県出身。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。著書に『知識無用の芸術鑑賞』『ネットカフェ難民』(ともに幻冬舎、2007年)『若者はなぜ正社員になれないのか』(筑摩書房、2008年)などがある。
内沼晋太郎|Shintaro Uchinuma
1980年生まれ。numabooks代表。ブック・コーディネイター、クリエイティヴ・ディレクター。一橋大学商学部商学科(ブランド論)卒。2003年、本との偶然の出会いをプロデュースするユニットbook pick orchestraを設立、2005-2006年、book room [encounter.](北仲WHITE/横浜)などを運営。2006年「本とアイデア」のレーベル「numabooks」を設立。「TOKYO HIPSTERS CLUB」「Tokyo Cultuart by BEAMS」などの書籍のセレクトを中心に、本を軸に様々な企画のディレクションを手がける。飯田竜太、施井泰平と共にアーティストユニット「森」としても活動。「numabooks CAP BOOK MARKET」(gallery ROCKET/2008)など展覧会多数。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)がある。