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「美術館とコレクション」CAMP on TOKYO FRONTLINE
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■ジャンル、フォームともども拡散していく「現代美術」にどう関わっていくことができるのだろうか? あるいは、そういう状況をどうみているのだろうか? 前半、「何を議論することが大切なのか」を徹底的に話し合ったうえ、後半ではそこで挙げられた問題や今後の展望について、アーカイヴやパフォーマンスなどの切り口も加えつつ、参加者とともに議論していきます。

<スピーカー>
上崎千(芸術学・アーカイヴ理論)
橋本聡(アーティスト)
藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
米田尚輝(美術史/表象文化論)

<タイムテーブル>
11:30-12:30 ランチ・ミーティング
12:30-13:00 休憩
13:00-14:20 トーク
14:20-14:40 休憩
14:40-16:00 トーク

日時:2011年2月20日(日)11:30〜16:00 ※受付開始は11:00
会場:3331 Arts Chiyoda(アクセス
定員:30人(予約制) 参加費:500円

※「ランチ・ミーティング」では、13時からのトークの準備的なことを、ご飯を食べながら気軽に話し合う予定です。
※参加費以外にTOKYO FRONTLINEの入場料(1日パス:500円/全日程パス:1,800円)が必要になります。

【 プロフィール 】
上崎千|Sen Uesaki
1974年生まれ。芸術学・アーカイヴ理論。1998年、多摩美術大学大学院美術研究科修了。2007年度より慶應義塾大学附属の研究機関(アート・センター)にて、戦後日本の芸術に関するアーカイヴの設計・構築に従事している。同大学非常勤講師。論文=「印刷された問題(printed matter)——ロバート・スミッソンの眺望」『アイデア』320号(誠文堂新光社、2007年)、『「アーカイヴ的思考」のために(On the Archival Mind)』(慶應義塾大学アート・センター、2010年)など。
橋本聡|Satoshi Hashimoto
1977年生まれ。最近の主な発表に2007年頃からいつまでか不明「待てない、逃げてください」(アーカス辺り、及び不明)、2010年3〜5月「行けない、来てください」(ARCUS)、6月「来ると減る」(Art Center Ongoing)、7月「気象と終身—寝違えの設置、麻痺による交通」(アサヒ・アートスクエア)、7〜10月グループ展「もっと動きを—振付師としてのアーティスト」(広島市現代美術館)、2011年ダンスフォーラム「We Dance」(横浜)、2017年「未来芸術家列伝IV」(東京)など。
藪前知子|Tomoko Yabumae
1974年東京都生まれ。東京都現代美術館学芸員。主な担当企画に「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006)、MOTコレクション「夏の遊び場 特集展示 伊東存+金氏徹平」「特集展示 岡﨑乾二郎」(ともに2009)、「Plastic Memories - いまを照らす方法」、「入口はこちら なにがみえる?」(ともに2010)など。共著に『クラシック・モダン 1930年代日本の美術』(せりか書房、2004年)など。「美術手帖」ほかで現代美術についての寄稿多数。
米田尚輝|Naoki Yoneda
1977年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位所得退学。国立新美術館研究補佐員、跡見学園女子大学非常勤講師。論文=「装飾の秩序——ル・コルビュジエのアール・ヌーヴォー」、「網膜上の記譜法——ル・コルビュジエの写真とデッサンについて」など。担当展覧会=「巨匠ピカソ——愛と創造の軌跡」(2008)、「シュルレアリスム展—パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による—」(2011)など。