予言調和的東京と延長された過去
<ゲスト>
松原慈(assistant)
有山宙(assistant)
<モデレーター>
南後由和(東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍/大阪市立大学都市研究プラザG-COE特別研究員/桑沢デザイン研究所非常勤講師)
■前半は、仏パリ市にて4月23日にオープニングを迎えたばかりの現代美術展覧会「mellow fever」の紹介。コンテンポラリー・アジアをテーマに、オリエンタリズムやエキゾチズムとは異なる新しい文脈で活躍する、日本、中国、韓国、シンガポール各国の美術作家が選ばれた本展覧会において、松原慈・有山宙は、消えゆく風景である北京の旧市街にインスピレーションを得、展示空間全体を「半透明の街路」として作り上げた。パリの展覧会から展開して、過去の作品も遡って紹介する。
■後半は、「都市:東京」をテーマに取り組んでいるリサーチプロジェクトの一環として「東京の未来を占う」パフォーマンスを展開。「存在しないカフェ」(丸の内アートウィークス2008コミッション)で開催された「存在しないシンポジウム」を引き継ぎ、観客との会話を通して、一夜をかけて、東京の過去と未来を分析する。
日時:2008年4月28日(月)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)
【 プロフィール 】
松原慈|Megumi Matubara
1977年生まれ。建築家。2002年assistant設立。2004年ロンドン大学バートレット建築学校MA修了。近作に「存在しないカフェ」(丸の内アートウィークス, 2008)、「Probarious」(Diesel Denim Gallery Aoyama, 2007)など。
有山宙|Hiroi Ariyama
1978年生まれ。建築家。2002年assistant設立。2003年東京大学大学院建築学科修了後、ポーラ芸術振興財団の助成を受け、2004-2005年、 ロンドンにて研修。近作に「Rock Garden」(ミラノサローネ Vujj展示会場空間, 2007)、「Timberland渋谷公園通り店」(2007)など。
assistant|アシスタント
assistantは、02年に松原慈、有山宙を中心に領域融合的デザイン活動として始まり、実験的な手法で、空間・建築、インタラクティブ、現代美術の各分野で活動し、領域や国境から解放された自由な創造を展開。2006年から2007年にかけては、ロンドンデザインウィーク、ミラノサローネ、デザインタイド(東京)にて展覧会デザイン、Timberland渋谷公園通り店の設計を手がけたほか、森美術館、トーキョーワンダーサイト、Diesel Denim Gallery、秋吉台国際芸術村などで作品発表。2008年4月からは、Galerie des Galeries(仏国パリ市Galeries Lafayette内現代美術ギャラリー)にて、コンテンポラリー・アジアをテーマにした展覧会"mellow fever"へ参加する。
http://www.withassistant.net/
南後由和|Yoshikazu Nango
1979年大阪府生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍、大阪市立大学都市研究プラザG-COE特別研究員、桑沢デザイン研究所非常勤講師。専攻は社会学、都市・建築論。アンリ・ルフェーヴルやシチュアシオニストの都市論を学びつつ、建築家の有名性やグラフィティ文化など、都市・建築をめぐる有名性/匿名性の位相の研究に従事。
/ Events /
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