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権力の関係性を巡って #0
Bureau d'Etudes(アーティスト・ユニット)+いちむらみさこ(アーティスト)+清水知子(比較文学・文化理論、メディア文化論)+杉田敦(美術批評)+成田圭祐(IRREGULAR RHYTHM ASYLUM)+藤井光(美術家/映画監督)
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権力の関係性を巡って、フランクに意見交換をします。
日時:2013年8月23日(金)17:00~20:00
場所:東京都現代美術館 第二研修室
※本イベント「権力の関係性を巡って #0」はクローズドのイベントとして開催します。参加希望の方は詳細などをCAMP(notesoncamp(at)gmail.com ※「(at)」を「@」に変更してください)までお問い合わせください。
【 プロフィール 】
Bureau d'Etudes|ビュロー・デテュード
ビュロー・デテュードは、フランスを拠点に活動するレオノア・ボナチーニとザビエ・フォートによるアーティスト・ユニット。2001年から、世界経済を構築する政府、銀行、大企業、メディアやシンクタンク等の関係性を、その膨大なリサーチと分析により地図として可視化する作品を発表してきた。その地図に現れる世界とは、我々がイメージとして持っている平坦で静的な世界地図とは程遠く、その複雑な関係性と圧倒的な情報量は全体像の把握を拒む。しかしながら、ある部分を注意深く読み込んでみると、そこには国をまたいで巧妙に組織された権力のシステムや企業の驚くべきネットワークなどが示されている。10月3日から東京都現代美術館で開催される「うさぎスマッシュ展―世界に触れる方法」に向けて新作を準備中であり、8月に来日し調査を行う予定。
http://bureaudetudes.org/
いちむらみさこ|Misako Ichimura
兵庫県尼崎生まれ。2003年から東京の公園のテント村で暮らし小川てつオと物々交換カフェ・エノアール、絵を描く会を運営。2006年著書「Dear キクチさん、―ブルーテント村とチョコレート」キョートット出版。2007年ホームレスの女性たちが活動する「ノラ」主宰。ジェントリフィケーションの抵抗運動やフェミニズムなどに関する表現活動を行っている。
清水知子|Tomoko Shimizu
愛知県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。現在、筑波大学大学院専任講師。専門は、比較文学・文化理論、メディア文化論。著書に、『文化と暴力――揺曵するユニオンジャック』(月曜社、2013年)。共著に、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(平凡社、2008年)など。訳書に、デイヴィッド・ライアン『9・11以後の監視』(明石書店、2004年)、スラヴォイ・ジジェク『ジジェク自身によるジジェク』(河出書房新社、2005年)、ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』(共訳、月曜社、2008年)、同『権力の心的な生』(共訳、月曜社、2012年)、ネグリ+ハート『叛逆――マルチチュードの民主主義宣言』(共訳、NHKブックス、2013年)ほか。
杉田敦|Atsushi Sugita
1957年生まれ。美術批評、女子美術大学芸術表象専攻教授。芸術関連の主な著書に『ナノ・ソート』(彩流社)、『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房)、『アートで生きる』(美術出版社)、『inter-views』(美学出版)など、紀行として『白い街へ』『アソーレス、孤独の群島』(以上、彩流社)などがある。また、オルタナティヴ・スペース art & river bank を運営するとともに、『critics coast』(越後妻有アートトリエンナーレ)、『Picnic』(増本泰斗との恊働プロジェクト)など、アート・プロジェクトも数多く手がける。
成田圭祐|Keisuke Narita
1976年東京生まれ。2004年から、国内外の社会運動や対抗文化から発信される情報やグッズ、またそれらに関わる人々が集うインフォショップ「IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(イレギュラー・リズム・アサイラム)」を運営。アナキズム文献センター運営にも携わる。
http://irregular.sanpal.co.jp/
藤井光|Hikaru Fujii
1976年東京都生まれ。同地在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。
http://hikarufujii.com/