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真夜中のCAMP / これからの何か #10 / 『あくせく働くな:ラジオアリーチェ』
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「真夜中のCAMP / これからの何か」は、気になっていることやモヤモヤしていることを、ゆっくりと時間をかけて、話し合ったり考えたりするイベントです。
『あくせく働くな:ラジオアリーチェ』は、1970年代後半に実在したイタリアボローニャの自由ラジオ「ラジオアリーチェ」を舞台にした映画です。フェリックス・ガタリに77年の「文化台風」の目に位置していると評されたラジオアリーチェは、アウトノミストたちの新しい生活の実験の場でした。若者たちは、労働に縛られた生活に異議を申し立て自らの価値観で新しい世界を創造しようとしたのです。映画は、当時の自由で享楽的なラジオアリーチェの雰囲気を伝えています。
今回は、この映画を見たい見せたいという有志がクリエイティヴコモンズとして公開されている映画と映画字幕に字幕を付けた日本語字幕版を上映し、みんなで話し合いたいと思います。
日時:2013年12月7日(土)23:30~29:00 ※開場は22:30
場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)[地図]
定員:30人(予約制) 参加費:1,200円/1,000円(学生)
時間:111分
監督:グイド・キエーザ
脚本:グイド・キエーザ, ウー・ミン
出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、クラウディア・パンドルフィ、Tommaso Ramenghi
制作/配給:FANDANGO film Les Films des Tournelles, Roissy Films, Medusa Film, 2004
プレミア上映:第61回ヴェネツィア国際映画祭
受賞:マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)
ラジオ・アリーチェはイタリア・ボローニャに実在した自由ラジオ放送である。1976年2月9日より軍払い下げのトランスミッタを使い、周波数100.6 MHzで放送を放送を開始。1977年3月12日に国家治安警察隊によって閉鎖されたが、ラジオ・アリーチェは再稼動を遂げた。その後2年間放送を続け、アウトノミア運動と政治的な足並みを揃えていった。イタリアではラジオ・アリーチェが初めてリスナーとの電話を生放送した。ラジオ・アリーチェが使っていた周波数は、現在では国の認可を受けて"Radio Radicale"が利用している。放送の内容は、労働抗議、ポエトリー、ヨガレッスン、政治分析、愛の告白、料理レシピの紹介、ジェファーソン・エアプレイン、アレア(プログレバンド)、ベートーベンなど、多様で幅広いものであった。ラジオ局には、フランコ“ビフォ”ベラルディ、 Maurizio TorrealtaとFilippo Scozzariが参加していた。2002年に登場した初のテレストリート海賊テレビ放送であるOrfeoTVの立ち上げに、ラジオ・アリーチェのスタッフだった数名が参加している。
引用元:Indymedia Ireland : Screening "Lavorare Con Lentezza" (Work Slowly)
Internet Archive: Digital Library of Free Books, Movies, Music & Wayback Machine
Keywords: Lavorare Con Lentezza; radio; alice; radio alice; anarchy; anarchism; autonomism; italy
Creative Commons license: Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 United States
http://archive.org/details/lavorare_con_lentezza_radio_alice
日本語字幕作成:花崎草、飯高敏和、清水知子、小川ワタル、毛利嘉孝、狩野愛、長谷川仁美、水嶋一憲、上岡誠二、Free Media Research Lab (FMRL)