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studies / 本を読む #3 / EOS ArtBooks Series 001『コンテンポラリー・アート・セオリー』
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<ゲスト>
チェ・キョンファ(キュレーター)
良知暁(アーティスト)
今回の「studies / 本を読む」は、EOS ArtBooks Series 001 『コンテンポラリー・アート・セオリー』について話し合います(「3|Relational Aesthetics and After|ブリオー・ランシエール論争を読む|星野太」と「4|Document|生政治と他者の倫理:アート=証言|石田圭子」が中心になります)。当日までに一度は読んで参加するのをおすすめします。ひとりで読んだときとは違った何かに気付くかもしれません。
日時:2014年2月15日(土)15:00~18:00 ※開場は14:30
場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)[地図]
定員:30人(要予約) 参加費:1,200円/1,000円(学生)
【 今回読む本 】
EOS ArtBooks Series 001 『Contemporary Art Theory / コンテンポラリー・アート・セオリー』
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現代アートにおいて、いま何が議論されているのか。「キュレーション」「制度批判」「関係性の美学とその後」「ドキュメント」「ポスト=メディウム」「パフォーマンス/パフォーマティヴィティ」の6つのキーワードから、2000年以降の現代アートの理論を重層的に読み解く。
編=筒井宏樹 著=石田圭子/エレナ・フィリポヴィッチ/奥村雄樹/河田亜也子/沢山遼/星野太
<コンテンツ>
0|introduction|2000年以降のアート・セオリーと日本|筒井宏樹
1|curation|〈態度が形になるとき〉展によせて|ハラルド・ゼーマン[翻訳:河田亜也子]|ハラルド・ゼーマン展覧会紹介[構成:河田亜也子]
2|Institutional Critique|作家たちによる制度批判:〈ドクメンタ5〉をめぐる抗議文|河田亜也子
3|Relational Aesthetics and After|ブリオー・ランシエール論争を読む|星野太
4|Document|生政治と他者の倫理:アート=証言|石田圭子
5|Post-Medium|ポスト=メディウム・コンディションとは何か?|沢山遼
6|Performance/Performativity|もうひとつの伝統(The Other Tradition)|エレナ・フィリポヴィッチ[翻訳:奥村雄樹]
身勝手な付け足し(もうひとつの結び)|奥村雄樹
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【 プロフィール 】
チェ・キョンファ|Che Kyongfa
1977年兵庫県生まれ。東京都現代美術館学芸員。2000年にロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにて修士号(美術史・美術理論)を取得後、スウェーデンのマルメ・アート・アカデミーにてクリティカル・スタディーズ(Post MA)を修了。インディペンデント・キュレーターとして展覧会、イベント、出版プロジェクトを企画。最近の主な展覧会に、「Omnilogue: Journey to the West」(共同企画、ラリット・カラ・アカデミー、ニューデリー、2012年)、「Fog Dossier」(アートソンジェセンター、ソウル、2010年)、「The Demon of Comparisons, Electric Palm Tree」(共同企画、ステデリック・ミュージアム・ビューロー、アムステルダム、2009年)、「OK Video Festival」(共同企画、インドネシア国立美術館、ジャカルタ、2005年)など。
良知暁|Akira Rachi
1980年静岡生まれ。アーティスト。法政大学、ボーンマス美術大学卒。主な個展に『frames』(TARO NASU, 2009)。企画展に『thinking about dog’s death』(art & river bank, 2012)、「Optional Art Activity」(タケニナガワ, 2011)、『freshfacedandwildeyed ’08』(the photographers’ gallery, ロンドン, 2008)など。そのほか、パフォーマンス形式の作品「election - where are you going」、「represent」(ともにblanClass,2013)を発表。執筆、編集、レクチャーを行なう(e.g.「Thoughts as variations」)。