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現在のアート<2014>
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2014年のそれそれの活動や関心を振り返りながら、現在のアートについて考えます。
日時:2014年12月21日(日)13:30〜23:30 ※開場は13:00
場所:MITSUME(東京都江東区常盤1-15-1)
定員:40人(当日先着順、予約不要) 参加費:1,000円(1ドリンク付き)
【 アクセス 】
東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A1出口 徒歩7分
都営地下鉄新宿線、大江戸線「森下」駅A1出口 徒歩7分
http://mi-tsu-me.com/access/
【 タイムテーブル 】※随時更新中
[ 第1部 ]
▼13:00 開場
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▼13:30~15:00 <A>
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「アートのもつ政治性」
荒木夏実(森美術館キュレーター)
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「誤変換と逆輸入」
荒木悠(アーティスト)
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「今日のムーミン」
飯山由貴(アーティスト)
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「個展「南洋のライ」について」
奥誠之(アーティスト)
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「一年間で二度も人の命を救った彫刻家の話」
小鷹拓郎(アーティスト)
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「演劇ばっかり見ていた気がする2014年」
島貫泰介(美術ライター/編集者)
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「鳥取の前衛」
筒井宏樹(編集、展覧会企画)
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「”戦争画STUDIES” 企画内容」
バーバラ・ダーリン(アーティスト)
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▼15:00~15:30 休憩+Aの質疑応答
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▼15:30~17:00 <B>
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「(良心^_^+言い訳^_^;)× 行動 *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*」
遠藤水城(キュレーター)
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「国立奥多摩美術館館長・佐塚真啓演説−すべての人類の幸福を願って、さあ対話を始めよう!!」
国立奥多摩美術館(佐塚真啓、永畑智大、蜷川千春)
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「「画像の演算性の美学」は、2014年の問題か」
gnck(キャラ・画像・インターネット研究)
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「信じることについて」
高川和也(アーティスト)
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「再使用と再演」
田中功起(アーティスト)
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「アーティスト・イン・レジデンスにおける制作実践と作品というジレンマ」
朝重龍太(アーカスプロジェクト)
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「ねんが状づくりのためのミーティング」
二十二会(渡辺美帆子+遠藤麻衣)
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「『踊ります』について」
眞島竜男(アーティスト)
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▼17:00〜17:30 休憩+Bの質疑応答
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▼17:30~20:00 <C>
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「台湾立法院占拠から考えるアートとアクティヴィズムの境界線」
池田剛介(アーティスト)
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「股旅的参与観察報告」
岩井優(アーティスト)
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「今年の災難_裁判について」
大久保あり(アーティスト)
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「死にかけた話」
奥村雄樹(アーティスト)
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「国分寺で考えてきたこと」
加島卓(KoSAC)
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「真剣な面持ちで小さな川のほとりに蹲り、くり返しくり返し一切れの林檎を洗い、そうやって常軌を逸して一心に洗いつづけることで、いわばおのれの意思とは無関係に引きずりこまれた、このまやかしの間違った世界から逃げ出せるとでも思っているかのようだった。」
後藤桜子(キュレーター)
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「blanClass 2014」
小林晴夫(blanClass)
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「地域系アートの曲がり角」
神野真吾(千葉大学教育学部准教授)
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「日本のギャラリーの可能性」
蜷川敦子(Take Ninagawa)
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「一般人、社会人、大衆、消費者、観客、参加者、メンバー、信者、野次馬、通行人、傍観者、ボランティア、サポーター、オーディエンス、匿名、無名、来場者、市民、労働者、失業者、ブルジョワジー、プロレタリアート、アウトサイダー、インサイダー、聴衆、民衆、視聴者、鑑賞者、利用者、支持者、有権者、移民、ゲスト、学生、若者、老人、大人、子供、男、女、マイノリティ、マジョリティ、さくら、病人、死人、幽霊、生物、労働者、ホームレス、支援者、旅行者、群衆、エキストラ、知人、友人、仲間、同世代、フリーター、ニート、引き蘢り、客、国民、社員、村民、下請け、デモ、素人、カスタマー、ユーザー、アマチュア、マニア、ファン、ヒッピー、ヤッピー、資産家、遊び人、クレーマー、被害者、加害者、受け手、現地人、未開人、野蛮人、犯罪者、浪人、兵、レジスタンス、貧民、故人、人民、人間、他人、後世、皆、etc」
橋本聡(思案のち雨、時々かみっ切れ、ところによって地震。)
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▼19:30〜20:00 休憩+Cの質疑応答
[ 第2部 ]
▼20:00〜23:30 ディスカッション+打ち上げ
荒木夏実|Natsumi Araki
慶應義塾大学文学部卒業、英国レスター大学ミュージアム・スタディーズ修士課程修了。1994年より三鷹市芸術文化振興財団でキュレーターしての仕事をスタートし、2003年より森美術館キュレーター。2011年より慶應義塾大学非常勤講師。主な展覧会は「ストーリーテラーズ:アートが紡ぐ物語」(2005年)、「六本木クロッシング2007:未来への脈動」(2007年)、「小谷元彦:幽体の視覚」(2010年)、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」(2014年)など。ソウル市美術館での「シティ・ネット・アジア2009」では共同キュレーターを務める。「ゴー・ビトゥイーンズ展」の企画とカタログエッセイにより第26回倫雅美術奨励賞受賞(2014年)。
荒木悠|Yu Araki
1985年山形県生まれ。2007年ワシントン大学美術学部彫刻専攻卒業。2010年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。2013年スペイン・ボティン財団主催タシタ・ディーン ワークショップ招聘作家。近年の主な展覧会に、2014年「WRONG TRANSLATION」(The Container, 東京)、「MOTHERLANDS」(実家JIKKA, 東京)、2013年「Move on Asia: Video Art in Asia 2002 to 2012」(ZKM, カールスルーエ, ドイツ)、2012年「971 Horses and 4 Zebras: Artists Apply Animation」(テート・モダン, ロンドン, イギリス)、「ウォーターゲートの夕べ」(ホワイトハウス, ワシントン和心団, 水戸)など。
http://www.yuaraki.com/
飯山由貴|Yuki Iiyama
1988年神奈川生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科油画科修了。この一年は、1945年まで東京にあった精神病院の診療録についての調査や、幻覚や幻聴を見聞きする妹が話すことを再現する試みをしていました。主な展覧会に個展「あなたの本当の家を探しにいく ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく」(waitingroom, 東京, 2014)、個展「湯気 け むり 恩賜」(実家 JIKKA, 東京, 2013)など。
http://yukiiiyama.flavors.me/
奥誠之|Masayuki Oku
1992年東京生まれ。2014年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。同年、東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻に入学、現在在学中。今年7月に群馬県前橋市にあるアートスペース、ya-gins(ヤーギンズ)にて初個展「南洋のライ」を開催。また、9月には札幌国際芸術祭2014の特別連携事業 「hacoren-札幌ギャラリーネットワーク-」の一環として、グループ展「#OVERLAP」に参加。
小鷹拓郎|Takuro Kotaka
1984年埼玉県生まれ。2009年から2011年まで都内でリサイクルショップ「こたか商店」を経営。代表的なプロジェクトに、地域に埋もれた性愛文化を発掘した「国立奥多摩秘宝館」、落伍者達の楽園を求めて四国を一周した「ようこそ!堕落お遍路村へ」、妻を著名なアーティストと偽って国際芸術祭に出演させた「僕の代わりに妻のオノヨーコがパフォーマンスをします」などがある。近年は、着れないファッションブランド「ニコニコ山脈」のプロデュースや、肉体労働者の葛藤を描いた連載コラム「穴掘潜郎」を執筆。主な展覧会に、2014年「13日間のプレミアムな漂流」(国立奥多摩美術館、東京)、「堕落お遍路村から学ぶ、愛と平和のディストピア」(Art Center Ongoing, 東京)、2013年「六本木アートナイト」(ガレージ酒場, 東京)、2012年「Bird in Residence」(Whitecliffe of Arts and Design、ニュージーランド)、2011年「ソーシャルダイブ 探検する想像」(3331アーツ千代田, 東京)、2009年「ジャカルタビエンナーレ2009」(Indonesian National Gallery, インドネシア)などがある。
島貫泰介|Taisuke Shimaniki
1980年生まれ。『美術手帖』『CINRA.NET』などでアート&カルチャー系の記事やレビューを執筆。あと編集も少々。
筒井宏樹|Hiroki Tsutsui
1978年愛知県生まれ。編集、展覧会企画。鳥取大学専任講師。東京芸術大学芸術学科卒業。同大学院修士課程修了。愛知県立芸術大学大学院博士後期課程修了。編著に『EOS Art Books Series 001 コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013)。分担執筆にフィルムアート社編『現代アートの本当の学び方』(フィルムアート社、2014)。携わった展覧会に『イコノフォビア ―図像の魅惑と恐怖―』(愛知県美術館ギャラリーおよびflorist_gallery N、2011、コンセプトメイキング)、「であ、しゅとぅるむ」展(名古屋市民ギャラリー矢田、2013、企画)ほか。「FILE-N」共同主催。
バーバラ・ダーリン|BARBARA DARLINg
1981年新潟県生まれ、東京育ち。2010年東京芸術大学大学院修士課程修了。個人の物事に対する解釈と理解と認識の差異と、一般化に生じるパワーバランスを、社会を劇場と捉えて、インスタレーション、パフォーマンス、映像制作、展示会の企画等を行い寓話化することで、歴史認識ついて考える。主な展覧会に、「The shiny future exhibition 2013 The HUMANISATION」(東京都美術館, 東京都, 2013) 「ヨコハマトリエンナーレ2011 特別連携プログラム【BankART Life 3】 新・港村(しんみなとむら) - 小さな未来都市」(新港ピア, 神奈川県, 2011)など。2015年12月に東京都美術館で開催予定の「戦争画 STUDIES」展の参加作家、企画者の笹川治子、監修の村田真と共に、一年間を通して、戦争画のリサーチを行う。
http://barbaradarling.com/
遠藤水城|Mizuki Endo
1975年札幌生まれ。インディペンデント・キュレーター。2005年、若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」受賞。国内外で展覧会等の企画多数。著書に『陸の果て、自己への配慮』(Pub、2013年)、インタビュー集に『アメリカまで』(とんつー レコード、2009年)、編著書に『曽根裕: Perfect Moment』(月曜社、2011年)、共訳書に『ルーツ―20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社、2002年)がある。女子美術大学、京都精華大学、京都造形芸術大学にて非常勤講師。国際美術評論家連盟会員。東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)エグゼクティブ・ディレクター。2014年、国東半島芸術祭レジデンスプロジェクトとして展覧会「希望の原理」を企画。
国立奥多摩美術館|The National Museum of Art, Okutama
2012年、作家の佐塚真啓、永畑智大両名により企画発足。蜷川、ナレーターとして参加。旧製材所を利用し、制作と作品発表の場や機会に対しての問いから始まったプロジェクト。既存の作品発表形式に対して、作品を最適化させる仕組みや作品を展覧会へフォーマット化させることについて問いを立てている。鑑賞者の目に触れるまでの「諸手続き」は展覧会のためにあるのか、作家が負うべきか、作品が内包すべきかなどの問いから「美術館」という呼称での展覧会を企画。
2012年11月、東京都青梅市に「国立奥多摩美術館」開館。同時に、国立奥多摩美術館館長には佐塚真啓が就任。第一回展覧会「国立奥多摩美術館 開館記念展示 青梅ゆかりの名宝展」を開催。参加作家は太田遼、河口遥、永畑智大、二藤建人、原田賢幸、山本篤、和田昌宏。初回となる展覧会に招集した大半は自主スペース運営を経験した作家を集った。作品発表の場や機会を「美術」との新たなクロスポイントを見出す取り組みの展覧会を開催した。「新たな」としたのは、本展のキュレーションを例に取れば、コンセプトなど鑑賞者の視度補正をする明確な言葉を示さない。言葉により特定の入り口や導入を示すことは「これは美術です」という口上や断定であり、鑑賞者が会場を訪れる前に取り交わされる密約である。その密かさはある種、傲慢に満ちた「お約束」と言える。つまり、「美術」と既に見なされたものを箱に収め、整え見せることから離れ、「美術である」という確定条件を保証せずに見る体験は『これは美術だろうか、そして今私は美術の鑑賞体験をしているのだろうか』という疑問・疑惑へと導く。それは日常と非日常のスリット(裂け目、境界)を企画側が設け、提供しないことへとつながる。
2014年10月、第二回展覧会「国立奥多摩美術館 13日間のプレミアムな漂流」を開催。参加作家は赤石隆明、牛島達治、小鷹拓郎、こようちひろ、Colliu、関野吉晴、武田龍、永畑智大、二十二会(遠藤麻衣、渡辺美帆子)、松尾勘太、山本篤、和田昌宏。第2回目となる展覧会では前回の展覧会同様「美術とは」という疑問や「目の前のものは美術なのか」という疑惑の振り幅を広げることを念頭に置いた。招集作家の中に冒険家・関野吉晴が名を連ねていることから、断定したものを受け渡す展覧会ではなく、概念的な美術或いは前提とされた美術を見る段階から一段降りた展覧会である。「美術館」という固有名詞が指すイメージ(前提や設定)と相反した半構造的建築物でありながらどこか有機的な旧製材所とそこに点在する作品群と改めて対話から始めることを目的とした。ただ、懐疑的に美術作品を見せるのではなく、状況や提示の方法、もしくは鑑賞者への接続方法の可能性を示そうしている。また、作家内部においては他の展示では実現不可なプランに挑戦する機会や場としている。展覧会の過剰なイントロや仕切りは「美術」を担保とする一方で、鑑賞者の鑑賞体験により初めて効果が発動する道具である。時にその道具は、美術作品の生成と成立とは懸け離れた位置にあるものと思える。
私たちは対話を始めるべきである。美術という土台に鑑賞者を登上させなければ成立しないものや、前提の上に言葉をむやみに積層させること、共通教養としての沈黙はもうやめよう。私たちの対話は「わからない」から始まり、新たな可能性が生まれる。(蜷川千春・文)
http://moao.jp/
【佐塚真啓(さつか・まさひろ)】国立奥多摩美術館館長。3番GALLERY。http://o9o2i3b874b.com/
【永畑智大(ながはた・ともひろ)】国立奥多摩美術館副館長。主な個展に2012年「Bの巨人たち」(Art Center Ongoig/東京)、2011年「うしろメタファー」(3番GALLERY/東京)。近年のグループ展では2014年「絶滅ワンダーランド」(HIGURE17-15cas/東京)、「Civic Pride わたしたちのマチ・わたしたちのアート」(企画:TERATOTERA/東京)。
【蜷川千春(にながわ・ちはる)】 国立奥多摩美術館ナレーター。2011年「THE COLOR OF FUTURE –たぐりよせるまなざし−」(TURNER GALLERY)を企画。
gnck|ジーエヌシーケイ
1988年生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。主な企画に「JNT×梅ラボ 解体されるキャラ」(2009)。 論文に「画像の問題系 演算性の美学」(2014)、「インターフェイスとビットマップの美学」(2013)、「創造の欲望をめぐって─キャラ・画像・インターネット─」(2011)など。
高川和也|Kazuya Takagawa
1986年熊本県生まれ。2012年東京藝術大学修士課程修了。近年は、他者に対する〈委ね〉をキーワードに国家主義、神秘主義等のリサーチ/制作活動を行っている。主な展覧会に「Screen」(HIGURE 17-15cas, 東京, 2014年)、「Art Factory Project 2014」(cultural station 284, ソウル, 韓国, 2014年)、「Kazuya Takagawa video show」(3331 Arts Chiyoda, 東京, 2012年)、「Reflection of an outsider on outsider」(Seoul Art space GEUMCHEON, ソウル, 韓国, 2011年)、「BEDAH VIDEO & KOPI SORE」(S-14, バンドゥン, インドネシア, 2011年)など。
http://kazuyatakagawa01.businesscatalyst.com/
田中功起|koki Tanaka
1975年生まれ。アーティスト。
http://kktnk.com/
http://kktnk.com/alter/
@kktnk
朝重龍太|Ryota Tomoshige
1979年長崎県生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。TOSHIO SHIMIZU ART OFFICEに勤務したのち、2012年から現在までアーカスプロジェクトコーディネーター。
http://www.arcus-project.com/
二十二会|Nijyunikai
遠藤麻衣と渡辺美帆子による演劇ユニット。2014年の主な発表は、ダンス作品「”cut piece"」、インスタレーション作品「クリーナップ!」、映像ドキュメント「おかずもらい」、映像作品「鏡ごしにのぞきこむ」、パフォーマンス「へんなうごきサイファー」、選択式参加型パフォーマンス「二重に誑かす」。
https://www.facebook.com/nijyunikai
眞島竜男|Tatsuo Majima
1970年東京都生まれ。1990年~1993年、Goldsmiths College, University of London在学。1997年~2000年、スタジオ食堂参加。2000年~2004年、Bゼミ Learning System専任講師。主な個展に、「無題(栄光の彼方に)」(TARO NASU/2012年)、「北京日記」(TARO NASU/2010年)、「The Incredible Shrinking Pizza」(Hiromi Yoshii/2005年)など。主なグループ展に、「六本木クロッシング2007: 未来への脈動」(森美術館/2007年)、「食と現代美術 Part 2 美食同源」(BankART1929/2006年)、「第6回シャルジャー・インターナショナル・ビエンナーレ」(アラブ首長国連邦/2003年)など。 blanClassでは2010年1月に『鵠沼相撲・京都ボクシング』、2011年4月に『0.2』を発表。
池田剛介|Kosuke Ikeda
1980年生まれ。美術作家。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作活動を行う。近年の展示に「Tomorrow Comes Today」(国立台湾美術館, 2014)、「あいちトリエンナーレ2013」、「私をとりまく世界」(トーキョーワンダーサイト渋谷, 2013)など。近年の論考に「干渉性の美学へむけて」(『現代思想』2014年1月号)など。
http://kosukeikeda.net/
岩井優|Masaru Iwai
1975年京都生まれ。2009年東京藝術大学美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。「Maintenance Required」(The Kithen、NY、アメリカ、2013)、「Needless Cleanup」(meet factory、プラハ、チェコ、2013)、「六本木アートナイト2013」(東京、2013)「袋小路のミューテーション」(3331 gallery、東京、2011)、「The M.I.X. – All clean / ever dirty」(寶藏巖國際藝術村、台湾、2010)など。
http://www.masaruiwai.com/
大久保あり|Ari Ookubo
1974年東京生まれ。1998年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。2000年ゴールドスミスカレッジ大学院サーティフィケイトコース修了。 2001年チェルシーカレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン修士課程修了。 近年の主な展覧会に、個展「山の夢」(2011, LOOP HOLE, 東京)、「RYUGU IS OVER!! ―竜宮美術旅館は終わります」(2012, 竜宮美術旅館, 神奈川)、個展「妄想する」(2012, LOOP HOLE, 東京)、「Blue Valentine」(2013, XYZ collective, 東京)、個展「パンに石を入れた17の理由」(2013, switch point, 東京)、「ダイチュウショー_最近の抽象」(2013, 府中市美術館市民ギャラリー/ LOOP HOLE, 東京)、個展「林スンの肖像」(2014, LOOP HOLE, 東京)など。
奥村雄樹|Yuki Okumura
1978年青森県生まれ。最近の仕事では展覧会に参加するにあたって準備段階での交渉や出展作品の設計においてなぜか結果的にあるいはそもそも意図的にその展覧会全体に対して何らかのクリティカルな注釈として機能するような出来事を作り上げたり作り損なったりすることが多くなっている。
http://www.yukiokumura.com/
加島卓|Takashi Kashima
1975年東京都生まれ。東海大学准教授。専門はメディア論、社会学、広告史・デザイン史。著書に『〈広告制作者〉の歴史社会学』(せりか書房、2014年)。編著に『文化人とは何か?』(東京書籍、2010年)。主な論文に「ラッセンという過剰さ」『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013年)他。2013年8月より光岡寿郎(東京経済大学)と共に、KoSAC(Kokubunji Society for Arts and Culture)を運営。
https://twitter.com/oxyfunk
後藤桜子|Oko Goto
1986年生まれ。ゴールドスミスカレッジBAファインアート学科(Studio Practice and Contemporary Critical Studies)卒業。2009年からG/P+g3/ gallery、アートビートパブリッシャーズを経て、2013年より都内の美術館でキュラトリアル・アシスタントとして勤務。主な活動に、「空想する都市学:空間の再分配 フィールドワーク」(3331アーツ千代田/東京、TKG+ Project/台北※葉佳蓉との共同キュレーション)、「Otto Ou solo exhibition」(jubilee Gallery/名古屋/2011)、「Urbania Collective: GSK Contemporary」(The Royal Academy of Arts/ロンドン/2008)、『Invisible Man / Paper』(Vol.1 - 3)、また『invisible man / magazine vol.4』の編集など。
小林晴夫|Haruo Kobayashi
blanClass ディレクター。1968年神奈川県生まれ。1992年よりBゼミ(現代美術の学習システム)の運営に参加。2001年所長に就任、2004年の休業までB ゼミの運営をする。2009年元Bゼミと同じ場所でblanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。
http://blanclass.com/
神野真吾|Shingo Jinno
1967年横浜市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科美学専攻博士前期課程修了。山梨県立美術館学芸員を経て2006年より千葉大学教育学部准 教授。アートの社会的価値についての理論的および実践的研究に取り組む。千葉市美術館との協働プロジェクト、千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)代表。2014年度からは千葉市内の廃校をサテライトキャンパスにする大学の事業で、WiCAN工房、minicafeなどを運営する。著書に「危機 の時代とアート」(『岩波講座 哲学7巻』2008)ほか。
蜷川敦子|Atsuko Ninagawa
2008年東麻布にTake Ninagawaを設立。アートバーゼル香港ディスカバリーセクターのセレクションコミッティーメンバー。
http://www.takeninagawa.com/
橋本聡|Satoshi Hashimoto
1977年生まれ(レオナルド・ダ・ヴィンチとしては1452-1519年)。2012年より「基礎芸術 Contemporary Art Think-tank」。2010年「行けない、来てください」(ARCUS, 茨城)、「来ると減る」(Art Center Ongoing、東京)、「気象と終身―寝違えの設置、麻痺による交通」(アサヒ・アートスクエア, 東京)、グループ展「もっと動きを―振付師としてのアーティスト」(広島市現代美術館)。2011年「ダンスフォーラムWe dance:試行と交換」(横浜)、グループ展「ゆっくり急げ」(nichido contemporary art, 東京)、「所沢ビエンナーレ:引込線」(埼玉)、「あなたのコンセプトを私に売って下さい」(インド)、グループ展「不幸なる芸術」(switch point, 東京)、グループ展「Omnilogue: JOURNEY TO THE WEST」(Lalit Kara Academy, ニューデリー)。2012年「独断と偏見:観客を分けます」(国立新美術館)、「あなたが埋める、●●●。(仮)」(blanClass, 横浜)、「偽名」(「14の夕べ」東京国立近代美術館)、「P P P P P P P P P P P」(「NEO公共」吉祥寺駅近辺)。2013年「私はレオナルド・ダ・ヴィンチでした。魂を売ります。天国を売ります。」(青山|目黒, 東京)、グループ展「遭難展」(CAMP, 小金井アートスポット, 東京)、「写真撮影(アートマーケット、撮影者):ボディビルダー」(「アートフェア東京2014」東京国際フォーラム)、2014 「Fw:」(表参道画廊, 東京)「国家、骰子、指示、」(Daiwa Foundation, ロンドン)、「配布: ユニオンジャックのプリント」(予言と矛盾のアクロバット, 京都駅中央口前)、「Fw: キャンプ」(予言と矛盾のアクロバット, 京都市四条河原町交差点に集合)、「タイトル未定」(遠藤水城×橋本聡, 京都国際舞台芸術祭「使えるプログラム」, 京都市青少年科学センターほか)、「やめてください」(madogiwa, 東京)。2017年「未来芸術家列伝IV」(東京)。など。