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夏の終わりの上映会|坂本夏海×村田紗樹
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ゲスト:坂本夏海(アーティスト)、村田紗樹(アーティスト)
【 坂本夏海 】
「祖母と私は似ている。しかし、二人はあまりにも違う時代を生きている。」そう意識してから私は、彼女に少しだけ後ろめたく感じているのかもしれません。私が祖母についての作品を制作し始めたのはここ数年のことです。
今回のイベントでは、祖母の記憶をもとに制作した映像作品2点をご覧頂きたいと思います。また祖母の昔話や最近の会話、それらをもとに私が考えた架空の物語と、ある偶然の出会いについてお話ししたいと思います。
上映予定:《unforgettable landscape (rowan tree)》, 《My Grandma’s Apple Pie》
【 村田紗樹 】
7/2, 3、カルチュラルタイフーン(東京藝術大学構内)にて行った《whisper - amplifier case5. 休憩中》のパフォーマンスアーカイブ映像を中心に上映します。
ここを見ているかどうかわかりませんが、もしもカルチュラルタイフーンにおいて隣でパフォーマンスをされたと心当たりのある方、お越しいただけたら幸いです。
上映予定:《whisper - amplifier》シリーズ
日時:2016年9月19日(月祝)17:30~21:00 ※開場は17:00〜
場所:HIGURE 17-15 cas(〒116-0013東京都荒川区西日暮里3-17-15)
参加費:無料(予約不要)
<スケジュール>
17:30-17:45 簡単な紹介
17:45-19:15 上映(坂本夏海)+意見交換
19:15-19:30 休憩
19:30-21:00 上映(村田紗樹)+意見交換
<アクセス>
JR山手線/京成線/日暮里・舎人ライナー「日暮里」駅 北改札西口から徒歩6分
JR山手線/東京メトロ千代田線/日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅 西口から徒歩8分
東京メトロ千代田線「千駄木」駅 2番出口から徒歩8分
<地図>
http://goo.gl/maps/Wyie
坂本夏海|Natsumi Sakamoto
1986年生まれ。2009年多摩美術大学油画科卒業。2014年チェルシーカレッジオブアート&デザインMA Fine Art卒業。東京を拠点に活動中。記憶と物語の関係について、身の周りの人々の話をもとに映像作品、インスタレーション、絵画を制作している。近年は祖母の記憶について、ドキュメンタリーとフィクションが交ざり合う映像作品を制作している。主な上映会に「仙台短編映画祭2016」(せんだいメディアテーク, 2016)、「第19回文化庁メディア芸術祭(審査委員会推薦作品)」(国立新美術館, 2016)など。個展に「unforgettable landscape (pigeon loft)」(遊工房アートスペース, 2012)など。グループ展に「日常のフィクション」(AKIBATAMABI21, 2016)、「CCW Artist Moving Image Film Screening」(South London Gallery, ロンドン, 2014)、「第十四回 岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展(川崎市岡本太郎美術館, 2011)、「BankART AIR Program 2011 OPEN STUDIO」(BankART Studio NYK, 2011)、アートアワードトーキョー丸の内2009(行幸地下ギャラリー, 2009)などがある。
http://www.natsumi-sakamoto.com
村田紗樹|Saki Murata
1989年神奈川県生まれ。2013年東京造形大学絵画専攻領域卒業。小さな声にどのようにして出会うことができるか、インスタレーション・パフォーマンス・映像を中心に制作している。主な展覧会やイベントに「社会の芸術フォーラム展『躊躇』」(HIGURE 17-15 cas, 東京, 2015)、「二階からツバキ」(Antenna Media, 京都, 2015)、「It is no use crying over split milk.」(nam gallery, 東京, 2014)、「I / / / / my ( ) 遠いところにむすんでみる、近いところをほどいてみる」(東麻布Vague - ambiguous gallery, 東京, 2013)、「耳打ちの焦点」(blanClass, 神奈川, 2013)など。現在、ある制度化された環境で生じる圧力に こっそりとささやかに抵抗するパフォーマンス作品《whisper - amplifier》をシリーズで展開している。