KOTOBUKI meeting + CAMP「同時代のなにか #1」

//////////
KOTOBUKI meeting + CAMP「同時代のなにか #1」
//////////

それぞれの活動や関心などを発表していただき、同時代のなにかについて話し合います。

日時:2017年8月12日(土)19:30〜22:30 ※開場は19:00
場所:東京都台東区寿2-9-1
定員:30人(当日先着順、予約不要) 参加費:無料

【 ゲスト 】
狩野 愛(アートアクティヴィズム研究)
岸本佳子(BUoY北千住アートセンター芸術監督)
黒坂 祐(アーティスト)
小林昌平(哲学研究者、リサーチャー)
佐原しおり(群馬県立館林美術館学芸員)
武谷大介(アーティスト)
長谷川 新(インディペンデント・キュレーター)
土方 大(アーティスト、インストーラー)
Back and Forth Collective(アートコレクティブ)
groove△(アーティスト)

【 タイムテーブル 】
<前半>
19:30-21:00|プレゼンテーション
<後半>
21:00-22:30|意見交換

【 アクセス 】
東京メトロ銀座線「田原町」駅 徒歩1分
https://goo.gl/maps/wpTwSn5WTb72

【 プロフィール 】
狩野 愛|Ai Kano
1983年生まれ。東京芸術大学大学院博士後期課程、武蔵野美術大学非常勤講師。2012年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、カルチュラルスタディーズ学部・文化産業(MA in Culture Industry)修士課程修了。「トランスローカルなDIYアート・コレクティブ:木版画をメディアにしたA3BCの事例研究」『武蔵野美術大学大学研究紀要』47, 2016年。「アートアクティヴィズムの可能性:ブライアン・ホームズの理論を中心に」『音楽文化学論集』4, 2014年。「声を上げるか上げないか」『Sa+』4, 2016年。
http://ai.kano.researchlab.jp/rhizome/
岸本佳子|Kako Kishimoto
BUoY北千住アートセンター芸術監督。演出家・ドラマトゥルク・翻訳家。2009年より多言語劇団「空(utsubo)」主宰。米国コロンビア大学芸術大学院ドラマツルギー専攻修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。これまでに、東京大学、東京女子大学、専修大学ほか兼任講師。2014年2月『林さん』作・演出にて芸創connect vol.7最優秀賞受賞。
http://buoy.or.jp/
黒坂 祐|Yu Kurosaka
1991年生まれ。2017年東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。最近の主な個展に、「きょうまでいきてこられてよかった」(野方の空白, 東京, 2017)、「weak value」(itadakiBLDG., 東京, 2017)、「ひとつのところにいる」(space dike, 東京, 2016)などがある。2016年3月からアートスペース〈参加〉を主宰。
http://yukurosaka.tumblr.com/
小林昌平|Shohei Kobayashi
大手企業主任研究員。哲学・美学・認知科学。学会招待講演、慶応大学ゼミ講師も務める。近刊『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』(文響社)。
佐原しおり|Shiori Sahara
1989年生まれ。日本近現代美術史。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2016年より群馬県立館林美術館学芸員。
武谷大介|Daisuke Takeya
カナダのトロント市と日本を拠点に活動。現代社会の妥当性を検証するプロセスを通じて、その隠された二面性を作品として表現する。個展に、98B(2017/マニラ)、クリストファーカッツギャラリー(2017、2010、2006、2001/トロント)、トロント現代美術館(2012)、六本木ヒルズクラブ(2010)、国際交流基金トロント日本文化センター(2008)、在カナダ日本国大使館(2008)、プーチコーブファンデーション(2008/ニューファンドランド)、ワグナー大学ギャラリー(2005/ニューヨーク)、京都芸術センター(2005)、北九州市美術館アネックス(2005)、在日本カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(2004)、セゾンアートプログラム(2000)、テート東京レジデンシー(1999)など。グループ展に、Crossing Border|Border Crossing 国際芸術祭(2017/香港)、UP-ON 国際パフォーマンスアート芸術祭(2017/成都)、 オイルスペース(2017/香港)、重慶長江現代美術館(2016)、22nd NIPAF(2016)、福島現代美術ビエンナーレ(2014、2012)、新宿クリエイターズフェスタ(2014)、メディアーツ逗子(2014)、吉原芸術大サービス(2014)、遠足プロジェクトアジア(2014-/アジア巡回中)、六本木アートナイト(2013)、アートフォーライフ展(2011/森アーツセンター)、ソウルオークション(2010/韓国)、ニュイブロンシュ(2006、2007/トロント)、SVAギャラリー(2003/ニューヨーク)など。遠足プロジェクト及び遠足プロジェクトアジア代表/キュレーター。大地プロジェクト共同代表。トロントの現代ギャラリー元ディレクター。著書に『こどもの絵』(一莖書房, 2005年)。
http://daisuketakeya.com/
http://fieldtrip.info
http://asia.fieldtrip.info
http://elpoepeht.com
http://www.daichiprojects.org/
https://www.fukushimanoalice.com/
長谷川 新|Arata Hasegawa
1988年生まれ。インディペンデント・キュレーター。京都大学総合人間学部卒業。専攻は文化人類学。2013-2014年に大阪、東京、金沢を巡回した展覧会「北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI -交錯する現在-」チーフキュレーター。主な企画に「無人島にて―「80年代」の彫刻 / 立体 / インスタレーション」(2014年)、「パレ・ド・キョート / 現実のたてる音」(2015年)、「クロニクル、クロニクル!」(2016-2017年)など。美術手帖年間月評連載中。10月14日から11月26日まで、トーキョーアーツアンドスペース本郷にて、展覧会「不純物と免疫」を開催予定。
土方 大|Dai Hijikata
1989年愛知県名古屋市生まれ。2011年金沢美術工芸大学美術科彫刻専攻卒業。秋田公立美術大学大学院助手。気温、湿度、光などの外的要因によって形態を変化させるインスタレーション作品などを発表している。また、コーディネーターとしてスペースの運営、展覧会やイベントなどの企画、インストーラーとして芸術祭や展覧会などにも携わる。
Back and Forth Collective
Back and Forth Collectiveは、2017年より作家や研究者が、ジェンダーステレオタイプと日常について話し合い、リサーチを共有し実験的な表現を実践しています。有機的に新たな人やリサーチ、公共の場とつながっていき、それぞれの活動の幅を広げ、考えを深めるプラットフォームを形成します。これまでに、メンバーの作品のディスカッションや、社会と関係の深い料理を作るイベント、ポップアップライブラリーやフィルムスクリーニングを企画しました。
groove△
荻原貴裕、橋本直明によるユニット。2011年-2012年結成、活動。2014年再活動。さいたまを中心にパフォーマンス(2011)。黄金町×拝借景(横浜, 神奈川, 2015)、水と土の芸術祭 市民プロジェクト(小須戸, 新潟, 2015)、オル★テラ(妙善寺, 六本木, 2016)、対岸の雑草 (中之条, 群馬, 2017)。



KOTOBUKI meeting について
1990-2000年代にかけてのアートバブルを契機として、日本社会においても広く、アートへの期待と需要は高まりました。今日においてそれは、地域における芸術祭の活発化や、アートフェアの拡充、アートに対する助成の充実などに象徴されている通りです。しかし、新たな時代を担う私たちは、時にその可能性によって引き離され、本来一人一人が持つ主体性や自律性、そしてその上で生まれる連帯意識、また、新たな時代を作る上で不可欠な相互啓発の機会を、充分に共有できてはいないのではないでしょうか。
これからのアートを考察するための建設的な交流の機会として、新たな動きと連動しつつ、浅草地区/寿2-9-1のスタジオを解放致します。ここでは定期的なスタジオの解放とともに、ディスカッションやトークイベント、勉強会、交流会などの企画を受け入れます。浅草という、強い国際性と地域性の共存した大きな磁場を持つこの場所で為される交流は、単にアートだけに囚われることなく、アート以外の領域、他分野とされる領域への相互の介入と考察を受け入れ、新たな気付きの土壌となるような交流を促進します。

日時:毎月第2、第4 土曜日 19:00-開場(※7月は15,29日を解放)
場所:台東区寿2-9-1(春木聡 作業場ーSatoshiHaruki studio)銀座線 田原町駅 徒歩1分
協力:ASAKUSA, Wing ltd, CAMP, 対岸の雑草, 東京藝大美術部