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TALK: 0307

グローバリゼーションと90年代クラブ・カフェミュージック

<ゲスト>
三田知実(立教大学大学院社会学研究科博士課程後期課程)
Farah(Freedom / Radio Dig)

■1990年代、フランスではDJ YellowやTom & Joiceなどといったクラブジャズミュージックが世界的に大きな流行となり、東京のクラブジャズシーン、そしてカフェシーンに少なからず影響を与えてきました。
■この現象の大きな要因のひとつとして、グローバリゼーションに伴うアーティストとレーベルのワールドワイドな活動が活発になったことが挙げられます。
■このイベントでは、アーティスト・レーベルのグローバルな活動の経緯と、彼/彼女らがリリースしてきた数々の名盤の紹介をしながら、クラブ・カフェミュージックを社会学的に考える時間を共有することを目的とします。
■90年代の名盤をDJ Farahがプレイし、フロアで楽しい時間を過ごせますので、どうぞ皆様お気軽にご参加ください。

日時:2008年3月7日(金)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

【 プロフィール 】
三田知実|Tomomi Mita
1978年生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士課程後期課程。専門は都市社会学、都市文化論。現在は、グローバル都市・東京におけるファッションデザイナー、クラブDJなどによって形成されている、クリエーターコミュニティの変容過程を、都市社会学的に研究している。主な著作に「グローバル都市における消費下位文化の実践過程——東京南青山『独立系カフェ Favela』を事例として——」奥田道大・松本康監修、広田康生・町村敬志・田嶋淳子・渡戸一郎編集『先端都市社会学の地平』(ハーベスト社、2006年)が挙げられる。また、2007年より、イベントオーガナイズグループ「Vera Cruz」のマネージメント・ ディレクターとして、主に湘南地区で活動中。
Farah|ファラ
渋谷のDance Music Recordで5年間、Soul、Funk、Jazz、Reggae、Dub、Skaのバイヤーとして勤務。DJは90年代初頭世界中を席巻したレアグルーヴ・ム−ヴメントを体感し始動。深川清隆氏(Calm)に薫陶を受け、Blue、Asia等、都内各所でプレイ。Alexander Barck (Jazzanova)、Rainer Truby、Kyoto Jazz Massive、U.F.O.、オーサカ=モノレール、Jukka Eskola Quintet、Vladimir Shafranov Trio等、国内外のDJ/Bandとの共演を果たす。 現在は「From the past, the present and the future」をテーマに掲げ 「Messages」、Net Radio「Radio Dig」等で活動中。 また楽曲制作も行っており、Farah Quintet名義での処女作が、伊よりWorld Widでリリース予定。
Farah Quintet
Radio Dig