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【 24/08/05 】『流れの中で』読書会 #11<第9章|近代(モダニテイ)と同時代性――機械複製とデジタル複製> 
【 24/07/22 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931a|シュルレアリスムのオブジェ
【 24/07/08 】『流れの中で』読書会 #10<第8章|グローバル・コンセプチュアリズム再訪>
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【 24/06/10 】『流れの中で』読書会 #9<第7章|リアリズムについて>
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【 24/05/13 】『流れの中で』読書会 #8<第6章|クレメント・グリーンバーグ――芸術のエンジニア>
【 24/04/29 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1934a|ソヴィエト社会主義リアリズム
【 24/04/15 】『流れの中で』読書会 #7<第4章|革命的になること――カジミール・マレーヴィチについて>
【 24/04/01 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1934b|イギリスの彫刻

TALK: 1004

Researching Photography

<ゲスト>
良知暁(アーティスト)
<モデレーター>
調文明(東京大学大学院美学芸術学博士課程在籍)

■撮る側と観る側。作家と観賞者。この区別は古めかしいようで、未だに強い影響力を持っているように思われます。作家の意図こそ重要だとする意見、作品そのものから受ける印象こそ大事だとする意見…。両者の意見はずっと平行線をたどることもあります。それでは、その意見を交わらせることはできないのでしょうか。
■そこで、今回は「Research」という概念に注目したいと思います。イギリス美術の高等教育では理論と実践を繋ぐものとして「Research」が取り入れられています。「Research」は鑑賞者も作家と同じように用いることのできる共有財産としての「作品の批評」を可能にしています。作家と鑑賞者に共通する「見る」という立場から写真に関して考えていきたいと思います。

日時:2008年10月4日(土)19:00〜21:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

【 プロフィール 】
良知暁|Akira Rachi
1980年静岡県生まれ。アーティスト。法政大学社会学部、the Arts Institute at Bournemouth卒。英国写真家協会学生コンペ('05)、freshfacedandwildeyed '08(the photographers' gallery)を受賞。主な展覧会に個展「gravity」(ベルリン)、グループ展「freshfacedandwildeyed '08」(ロンドン)、「New Visions of Japanese Photography」(上海)など。キュレイションや執筆(スタジオボイス、アサヒカメラ等)も行う。
www.rachiakira.com
調文明|Bunmei Shirabe
1980年生まれ。東京大学大学院美学芸術学博士課程在籍。東京綜合写真専門学校非常勤講師(『正方形の系譜』など担当)。TABlogライター(Tokyo Art Beat)。photographers' gallery のサイト内にて執筆活動中。