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地図CAMP<3> 個人的地図ー38歳の日本人アーティストの例
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<ゲスト>
冨井大裕(美術家)
■地図CAMPは、ゲストの関心や興味に沿ってつくった「地図」について話し合うイベントです。地図にはない何かを加えたり位置を変更したりしながら、迷子になることも恐れず、みんなで考えてみたいと思っています。
(ゲストからのコメント)
地図というのは客観的かつ包括的なものだと思っています。僕にはそんな客観的な視点はないし、僕の仕事の現状は包括的な視点を提示できるような段階には達していません。ただ、歴史の現在というのは個々の営みの「いま」「ここ」にあって、文脈は個々に積極的に誤読され(敢えて誤読と表現しよう)枝分かれしていく様を許容するおおらかさを備えているはずです。だったらそのおおらかさに甘えて個人史を曝すことでも、それが大きな歴史や文脈に繋がることもできるだろう。こんな大雑把な理由から、僕個人のこれまでとこれからを図にしてみました。A3サイズの地図なので、そんなに細かく書いてません。あとは現場で話しながら補足します。皆さんの意見を参考に修正していきます。これでは全く僕しか得をしていないように聞こえるかもしれない。実際、そうかもしれない。でも、あくまでこの試みは僕という日本の美術大学を出た38歳のアーティスト像のサンプルのひとつを示す会です。興味のある方は歴史や文脈に負けない広い心で参加頂ければと思います。
日時:2011年9月18日(日)20:00~22:00 ※開場は19:30
場所:studio c.u.t102(アクセス)
定員:10人(要予約)
参加費:1,500円(1ドリンク付き)/500円(1ドリンク付き)※メンバーシップに参加している方
地図のコピーは当日配布します
【 プロフィール 】
冨井大裕|Motohiro Tomii
1973年新潟県生まれ。東京都在住。1999年武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。日本大学芸術学部美術学科助教/女子美術大学非常勤講師。これまでに個展・グループ展多数。最近の主な展覧会に、個展「色と形を並べる」(ラディウム-レントゲンヴェルケ, 東京, 2011)、「STACK」(NADiff Gallery, 東京, 2010)、グループ展「MOTアニュアル-Nearest Faraway」(東京都現代美術館, 2011)、「冨永大尚+末井史裕+冨田大彰+森井浩裕+末田史彰+森永浩尚」(switch point, 東京, 2010)など。2008年3月より、茨城県のアーカス・スタジオにて、個展「企画展=収蔵展」を作品が朽ちるその日まで開催中。現在、長野県のメルシャン軽井沢美術館での「彫刻林間学校 アースバウンド」(11月6日まで)、ヨコハマトリエンナーレ2011(11月6日まで)、所沢ビエンナーレ「引込線」2011(9月18日まで)にて作品展示中。
http://tomiimotohiro.com/
【 CAMPのメンバーシップについて 】
継続的により有意義な活動をしていくために、メンバーシップを始めました。詳細は以下をご確認ください。
http://ca-mp.blogspot.com/p/membership.html
/ Events /
【 24/11/11 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1928b|モダニズムのタイポグラフィ
【 24/10/28 】『流れの中で』読書会 #14<第12章|インターネット上のアート>
【 24/10/14 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1929|「映画と写真」
【 24/09/30 】『流れの中で』読書会 #13<第11章|ウィキリークス ─ 知識人の抵抗、もしくは陰謀としての普遍性>
【 24/09/16 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1930a|ドイツの女性写真家たち
【 24/09/02 】『流れの中で』読書会 #12<第10章|グーグル――文法を超えた単語>
【 24/08/19 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1930b|バタイユの造反するシュルレアリスム
【 24/08/05 】『流れの中で』読書会 #11<第9章|近代(モダニテイ)と同時代性――機械複製とデジタル複製>
【 24/07/22 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931a|シュルレアリスムのオブジェ
【 24/07/08 】『流れの中で』読書会 #10<第8章|グローバル・コンセプチュアリズム再訪>
【 24/06/24 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931b|ヨーロッパ絵画と彫刻と「不定形」
【 24/06/10 】『流れの中で』読書会 #9<第7章|リアリズムについて>
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