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朝CAMP<17> 永田広志『日本唯物論史』
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<ゲスト>
粟田大輔(美術批評)
■朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、永田広志『日本唯物論史』(新日本文庫)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなに か新しい発見があるかも!
日時:2011年9月26日(月)7:30〜9:00
場所:新宿周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(要予約) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
【 趣旨 】
安藤昌益、山片蟠桃、中江兆民、幸徳秋水など幕藩封建期から明治期にかけての日本の思想を、イデオロギーの問題を孕みながら観念論に対抗すべく自然科学的唯物論の観点から探求した本書を介して、日本の戦後美術における物質と観念の様相へと敷衍できるような視点を辿ってみたいと思います。(文責:粟田)
【 プロフィール 】
粟田大輔|Daisuke Awata
1977年生まれ。美術批評。主な論考に「榎倉康二における出来事性と層の構成」「書き換えられるシステム」など。
【 今回読む本 】
永田広志『日本唯物論史』(新日本文庫)