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studies / 本を読む #2 / 小泉義之『生と病の哲学 生存のポリティカルエコノミー』

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studies / 本を読む #2 / 小泉義之『生と病の哲学 生存のポリティカルエコノミー』
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<ゲスト>
平倉圭(芸術論、知覚論)
小林晴夫(blanClassディレクター、アーティスト)

■今回の「studies / 本を読む」は、小泉義之『生と病の哲学 生存のポリティカルエコノミー』(青土社)について話し合います。当日までに一度は読んで参加するのをおすすめします。ひとりで読んだときとは違った何かに気付くかもしれません。

日時:2013年12月7日(土)15:00~18:00 ※開場は14:30
場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)[地図
定員:30人(要予約) 参加費:1,200円/1,000円(学生)

【 今回読む本 】
小泉義之『生と病の哲学 生存のポリティカルエコノミー』
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<目次>
はじめに
第Ⅰ部 身体/肉体
 第一章 魂を探して――バイタル・サインとメカニカル・シグナル
 第二章 来たるべき民衆――科学と芸術のポテンシャル
 第三章 傷の感覚、肉の感覚
 第四章 静かな生活――新しいことは起こらないこともありうる(アレント)
第Ⅱ部 制度/人生
 第一章 生殖技術の善用のために
 第二章 性・生殖・次世代育成
 第三章 社会構築主義における批判と臨床
 第四章 病苦のエコノミーへ向けて
 第五章 病苦、そして健康の影――医療福祉的理性批判に向けて
第Ⅲ部 理論/思想
 第一章 二つの生権力――ホモ・サケルと怪物
 第二章 受肉の善用のための知識――生命倫理批判序説
 第三章 脳のエクリチュール――デリダとコネクショニズム
 第四章 余剰と余白の生政治
おわりに

初出一覧
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【 プロフィール 】
平倉圭|Kei Hirakura
1977年生まれ。ICU卒。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。専門は芸術論、知覚論。現在、横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程准教授。著書に『ゴダール的方法』(インスクリプト, 2010)、共著に『ディスポジション:配置としての世界』(柳澤田実編, 現代企画室, 2008)、『美術史の7つの顔』(小林康夫編, 未來社, 2005)がある。そのほか、雑誌等での執筆多数。
http://hirakurakei.com/
小林晴夫|Haruo Kobayashi
1968年神奈川県生まれ。1992年Bゼミ(現代美術の学習システム)の運営に参加。2001年~2004年の休業まで所長としてBゼミの運営をする。2009年blanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。毎週土曜日のワンナイトイベント+公開インタビュー(Live Art)に加え、トークイベントなどの拡張計画を展開中。SNSなどをフル活用しながらその場で起こる「作品未満」の行為、発言、発信をオルタナティブに摸索している。編著に「Bゼミ〈新しい表現の学習〉の歴史」(2005・BankART1929発行)がある。
http://blanclass.com