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【 24/08/19 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1930b|バタイユの造反するシュルレアリスム
【 24/08/05 】『流れの中で』読書会 #11<第9章|近代(モダニテイ)と同時代性――機械複製とデジタル複製> 
【 24/07/22 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931a|シュルレアリスムのオブジェ
【 24/07/08 】『流れの中で』読書会 #10<第8章|グローバル・コンセプチュアリズム再訪>
【 24/06/24 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931b|ヨーロッパ絵画と彫刻と「不定形」
【 24/06/10 】『流れの中で』読書会 #9<第7章|リアリズムについて>
【 24/05/27 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1933|メキシコ壁画運動
【 24/05/13 】『流れの中で』読書会 #8<第6章|クレメント・グリーンバーグ――芸術のエンジニア>
【 24/04/29 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1934a|ソヴィエト社会主義リアリズム
【 24/04/15 】『流れの中で』読書会 #7<第4章|革命的になること――カジミール・マレーヴィチについて>
【 24/04/01 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1934b|イギリスの彫刻

EXHIBITION: 0404-0412

continue #1 原田賢幸「チアリング タイフーン」

■強風が吹いている広場でうつむきながらボンボンを振り続ける人の映像、ヘッドフォンから聞こえてくるハイテンションのかけ声、振ってくださいと言っているかのように思わせぶりに置かれたボンボン。原田の作品をずっと見ていても、誰をあるいは何を応援しているのかわからない。ハイテンションの声に押されて、目的もなくボンボンを振らされているように映像が見えてくる。置いてあるボンボンを振ってみる。いっしょに応援しているような気になってきて、ちょっと楽しい。やめるとむなしさが漂う。たとえ無意味でもなにか行うことで自分自身の存在をわずかだが見つけることができる。くだらないと思う。同時に、くだらないことなのかという疑問も。

会期:2009年4月4日(土)〜4月12日(日)
時間:12:00〜19:00(土日祝は18:00まで)
会場:continue(アクセス
入場料:無料(予約不要)

【 プロフィール 】
原田賢幸|Masayuki Harada
1978年東京都生まれ。武蔵野美術大学大学院彫刻科在籍中。
http://home.t03.itscom.net/m_harada/