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朝CAMP<16> カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア』
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<ゲスト>
森達也(政治理論、西洋政治思想史)

■朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア』(中公クラシックス)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなに か新しい発見があるかも!

日時:2011年8月25日(木)7:30〜9:00
場所:新宿周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(要予約) 参加費:無料(飲み物代などは実費)

【 趣旨 】
震災以降、原発事故の報道のあり方や放射線に関する専門家の意見の妥当性をめぐって毎日のように論争が起きています。「客観的な事実認識」とはそもそも何を意味するのか。それは果たして可能なのか。このような問題を論じた古典的な著作である『イデオロギーとユートピア』を、この機会に紐解いてみたいと思います。(文責:森)

【 プロフィール 】
森達也|Tastuya Mori
早稲田大学ほか非常勤講師(政治理論、西洋政治思想史)。早稲田大学政治学研究科博士後期課程単位取得退学。書籍に「自由と公共性」(齋藤純一編『公共性の政治理論』、ナカニシヤ出版、2010年)、「自由」(飯島昇藏ほか編著『現代政治理論』、おうふう、2009年)、論文に「言語行為論と政治的自由」『イギリス哲学研究』第32号(2009年)、「リベラルな善の構想」『政治思想研究』第6号(2006年)など。共訳書にA・K・ダースグプタ『ガンディーの経済学』(作品社、2010年)、デイヴィッド・ミラー『政治哲学』(岩波書店、2005年)など。
http://blogs.dion.ne.jp/littera/
twitter ID: mori_tatsuya

【 今回読む本 】
カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア』高橋徹・徳永恂訳(中公クラシックス、2006年)
※中公世界の名著シリーズの新装版です



【 参考文献 】
テリー・イーグルトン『イデオロギーとは何か』
デイヴィッド・マクレラン『イデオロギー』
エドワード・サイード『知識人とは何か』