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本間メイ「忘れかけた言葉と、新しいアクセント(訛り)」展をめぐって

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本間メイ「忘れかけた言葉と、新しいアクセント(訛り)」展をめぐって
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北九州から福岡、長崎、熊本、そしてジャカルタ、バンドン、マカッサル、アンボン、ブル島、ブローラなど各地でのリサーチトリップで見聞きしたものや制作背景について本間メイに伺い、参加者を交えてディスカッションを行います。

日時:2018年3月30日(金)19:00~21:00
場所:S.Y.P Art Space(東京都新宿区住吉町10-10)
定員:15人(当日先着順、予約不要) 参加費:無料

【 ゲスト 】
本間メイ(アーティスト)

【 スケジュール 】
19:00-19:45|上映
《Anak Anak Negeri Matahari Terbit -日出ずる国の子どもたち−》
《About a missing woman from Java found in the Buru Island(ブル島で見つかった、ジャワ島出身の行方不明の女性について)》
19:45-21:00|ディスカッション

【 アクセス 】
都営新宿線「曙橋」駅 A2出口から徒歩3分
https://goo.gl/maps/qsUnjnbxci22

【 プロフィール 】
本間メイ|Mei Homma
1985年東京生まれ。2009年女子美術大学芸術学部芸術学科卒業。2011年チェルシー芸術大学MAファインアーツ修了。東京とバンドン(インドネシア)を拠点に活動。近世から現代にいたるインドネシアと日本の歴史的関係のリサーチを基点に、現在にも通ずる社会・政治的な問題や多国間関係を考察し、映像作品やオブジェ、ドキュメントを組み合わせたインスタレーションを発表している。



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本間メイ「忘れかけた言葉と、新しいアクセント(訛り)」
http://arttokyo.sub.jp/exhibition/mei-homma/
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本展では、九州やインドネシア各地でのリサーチトリップを通し、様々な境遇を生き抜いた女性たちについて思いを巡らせながら制作した2つの映像作品を2日間にわたって展示します。
インドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールの歴史小説『人間の大地』『すべての民族の子』に描かれる日本人女性マイコに関するエピソードをきっかけに、本間は第二次世界大戦前に東南アジアで暮らしていた日本人移民の足跡を辿るため、2016年からリサーチと制作を続けてきました。今回はプラムディヤと日本人移民の接点を探るとともに、当時多くの女性たちが渡航に至った社会的・歴史的背景や来日外国人との関係を調べながら、作られた日本人女性のイメージについて考察します。
また、プラムディヤがマルク諸島にあるブル島に政治犯として流刑されていた時に出会った、日本軍によってジャワ島スンダ地方から連れてこられ、戦後も帰ることができずブル島で生活していたインドネシア人女性Siti. Fの記憶を、プラムディヤが他の政治犯とともに記録したダイアローグを元に、マルク諸島特有のムラユ語訛りを交えたナレーションによって再考していきます。

会期:2018年3月30日(金)、31日(土)
会場:S.Y.P Art Space(東京都新宿区住吉町10-10)
時間:13:00-19:00
入場無料

企画:本間メイ
協力:CAMP
助成:公益財団法人テルモ生命科学芸術財団