現在のアート<2009>
2009年のそれぞれの活動や関心を振り返りながら、
現在のアートについて考えます。
19:30 受付開始
*
19:30〜20:00 紹介/交流
20:00〜20:10 乾杯
20:10〜22:10 プレゼンテーション
「メディウムの可塑性」
粟田大輔(美術解剖/美術批評)
「2009年清掃事業報告」
岩井 優(美術家)
「タイトルなし」 ※今年、印象的だったChim↑Pomの活動について
卯城竜太(Chim↑Pom)
「『親しみやすさ』の力学—この10年をふり返って」
蔵屋美香(東京国立近代美術館チーフ・キュレーター)
「活動報告」
作田知樹(Arts and Law ディレクター)
「“愛される美術館”に求められるアートの公共性」
竹久 侑(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
「政治性について」
崔 敬華(キュレーター)
「作品を作る/作らせる技術について」
冨井大裕(アーティスト)
「穴のある壁 < 穴のない壁 < 壁のない穴(仮)」
橋本 聡(アーティスト)
「緊急声明:A君を即時釈放せよ、あるいは、現代の表現者たち」
藤井 光(美術家/映像ディレクター)
「レジデンスのこれから、について考える」
堀内奈穂子(キュレーター/AIT[Arts Initiative Tokyo])
「美術/ドキュメント/コミュニティ」
山城大督(美術家/Nadegata Instant Party)
22:10〜22:20 休憩
22:20〜23:00 ディスカッション
<モデレーター>
小泉元宏(東京芸術大学大学院博士課程/日本学術振興会特別研究員)
吉崎和彦(東京都現代美術館学芸員)
*
23:30 打ち上げ
日時:2009年12月15日(火)20:00〜23:00 ※受付開始は19:30
会場:MAGNETICS@SunshineStudio(アクセス)
定員:30人(予約制)
参加費:1,000円+1ドリンクオーダー(予約割引あり)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。(12/10 23:00)
【 プロフィール 】
粟田大輔|Daisuke Awata
1977年生まれ。最近の論考に「オタクや未成年ではない、マテリアルの動向」「マテリアルのリアリティー」「『誤訳』の可能性」など。企画展に「ヴィヴィッド・マテリアル」(2008年)。
岩井 優|Masaru Iwai
1975年京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。主な個展に「Polishing Housing」(monne porte、長崎、2009)、「Clean up 1. 2. 3.」(Art Center Onging、東京、2009)。主なグループ展に「Re: membering - Next of Japan」(Alternative space Loop、韓国、2009)、「Wanakio2009」(沖縄、2008)、「多面ミラー」(旧日本ホームズ住宅展示場、東京、2008)、「Reloding images」(イラン、2007)、「Double Cast」(トーキョーワンダーサイト本郷、東京、2007)。掃除や廃棄物をモチーフに、循環的な振る舞いを捉え直す作品を各地で制作・発表している。
卯城竜太|Ryuta Ushiro
Chim↑Pomリーダー。
Chim↑Pom:2005年に結成した6人組アート集団。2006年に開催した個展「スーパー☆ラット」で注目を集める。「生と死」をテーマにした作品や、現代社会に全力で介入した作品を多く発表。最近は海外での発表も多い。2008年10月、広島市内上空にChim↑Pomが「ピカッ」の3文字を描いた騒動を検証した書籍『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』が2009年3月に刊行された。また、2010年には初の作品集も刊行予定(河出書房新社)。
蔵屋美香|Mika Kuraya
女子美術大学芸術学部絵画科卒。千葉大学大学院修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務、現在同館チーフ・キュレーター。おもな展覧会に「美術館を読み解く—表慶館と現代の美術」(2001年、東京国立博物館表慶館)、「旅−「ここではないどこか」を生きるための10のレッスン」(2003年、東京国立近代美術館)、「ヴィデオを待ちながら—映像、60年代から今日へ」(2009年、同)、「寝るひと・立つひと・もたれる人」(2009年、同)など。おもな論文に「壁画とタブロー—1900-1940年代」(2005年、『講座日本美術史6 美術を支えるもの』所収)、「絵画の下半身:1890− 1945年の裸体画問題」(2007年、『美術研究』第392号所収)、「寝る人・立つ人・もたれる人—萬鉄五郎の人体表現」(2009年、『東京国立近代美術館 研究紀要』第13号所収)など。
作田知樹|Tomoki Sakuta
ヨコハマ国際映像祭2009アシスタントキュレーター、表現・芸術支援を支援するボランティア法律家NPO団体 Arts and Law ディレクター。専門は芸術法、情報・知財政策、文化経営学。アートと法、技術と人文主義、情報工学と公共哲学の交わりを軸に、個人の表現と社会の関係を考える場をキュレーションする。
竹久 侑|Yuu Takehisa
キュレーター。1976年大阪府出身。中高時代は熱血放送部員。慶応義塾大学総合政策学部卒。写真家の事務所で展覧会コーディネートやプロダクションマネジメントの仕事を経て2002年渡英。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジよりクリエイティブ・キュレーティング修士号取得。2005年までロンドンを拠点にインディペンデント・キュレーターとして、展覧会企画やレジデンス事業に関わる。2006年より水戸芸術館現代美術センター学芸員。「日常の喜び」(2008-09)と「カフェ・イン・水戸 2008」の担当を機に、アートの公共性についての実地研究を始める。2009年春より水戸市民による任意団体MeToo推進室メンバー。2009年度の企画事業として、タノタイガ「ピローdeトーク」、クリテリオム77矢口克信「トマトラベル」、大友良英「ENSEMBLES parade」、「リフレクションー映像が見せる“もうひとつの世界”」。
崔 敬華|Che Kyongfa
キュレーター。1977年生まれ、東京在住。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ美術史論修士課程、マルモ・アート・アカデミー、クリティカル・スタディーズ修了。主な企画は、「OK Video Festival」(ジャカルタ/2005)、「Mindscapes」(東京/2006)、「Recycled」(オスロ/2008)、「The Demon of Comparisons」(アムステルダム/2009)。現在、文化の関係性と共存についてグローバルに考察するコラボレーションプロジェクト、 Electric Palm Treeや、若手アーティストへの支援を行うArtist Pension Trust Beijingの共同ディレクターを務める。
冨井大裕|Motohiro Tomii
1973年新潟県生まれ。東京都在住。1999年武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻 コース修了。日用品の使用と原理的な彫刻の両立を試みる希有な作家として知られる。これまでに個展・グループ展多数。2009年、galleryαMにて「変成態—リアルな現代の物質性」に参加。2008年3月より、茨城県のアーカス・スタジオにて、個展「企画展=収蔵展」を作品が朽ちるその日まで開催中。
橋本 聡|Satoshi Hashimoto
1977年生まれ。パフォーマティブ(行為遂行的)なインスタレーション作品などを発表。2008年 Asian Cultural Councilのグラントにより渡米、ISCP(NY)に参加。2010年1月日韓グループ展「POINT」(京都)に参加予定。2017年「未来芸術家列伝IV」(東京)。
藤井 光|Hikaru Fujii
美術家/映像ディレクター。欧州でメディア・アーティストとして活動を始め、現在、行政・法律と芸術の関わりについての制作・研究を行っている。1976年生まれ。パリ第8大学第三期博士課程DEA(芸術・美学)卒。
http://www.hikarufujii.com/
堀内奈穂子|Naoko Horiuchi
2005年エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。「Reversible」(スコットランド国会議事堂/2007)のほか、宮永愛子の個展「闇に届けた話」(スリーパー/2007)、ジャズバーを使った一夜限りの展覧会「Improvisualization」(The Jazz Bar/2007)など、エジンバラにて展覧会を企画。また、ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 − 何をなすべきか? 東京」では、アシスタント・キュレーターを務めた。AITでは「PLATFORM横浜セミナーAFTER HOURS」(東京藝術大学横浜キャンパス新港校舎/2008)や「環境・術」(ヒルサイドテラス/2008)の企画補佐などを行う。
山城大督|Daisuke Yamashiro
1983年生まれ。主な作品に既製品の腕時計を使って時間と移動について考察する「This alarm rings every hour.」。広島市吉島地区の住宅街を舞台にした、50名の同時多発的ピアノ・レッスン・コンサート「Time flows to everyone at the same time.」など。映像と写真等のドキュメンテーションを使ったインスタレーション作品を展開。近年では、本末転倒オフビートユニット「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」などのコラボレーションワークとして、多くのプロジェクトを手掛る。
http://www.yamashirodaisuke.com
*
MAGNETICSとは
連日、様々な団体がトークを中心としたイベントを開催するプロジェクト。
詳細はこちら。
http://wearemagnetics.org/
/ Events /
【 26/08/31 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1914|タトリンの構成主義とデュシャンのレディメイド
【 26/08/17 】『クイアな時間と場所』読書会 #2
【 26/08/03 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1915|マレーヴィッチとスプレマティズム絵画
【 26/07/20 】『クイアな時間と場所』読書会 #1
【 26/07/06 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1916a|ダダの運動が始まる
【 26/06/22 】『調査的感性術』読書会 #16
【 26/06/08 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1916b|写真と米国アヴァンギャルド
> CAMP
> 卯城竜太
TALK: 1203
共同体と“開かれた”アート 〜アートと公共性の関係〜
第一夜:アートは、何とどうやって関わっていくのか
<ゲスト>
東谷隆司(キュレーター)
池田剛介(美術家)
卯城竜太(Chim↑Pom)
遠藤水城(キュレーター)
川崎昌平(アーティスト)
杉田敦(美術評論家)
<モデレーター>
Arts and Law(作田知樹)
■Chim↑Pomの「ピカッ」事件、世田谷美術館の横尾忠則展で地元教育委員会が鑑賞中止を決めた事件など、 日本各地でアートと共同体との緊張関係が取りざたされた2008年。
■美術史をひもとけば、かつて公共的な空間に出現したアートの中には、リチャード・セラの『傾いた弧』、クリストや川俣正、クシシュトフ・ヴォディチコの一連のプロジェクトなど、公共空間そのものを作品/プロジェクトの成立に不可欠な場としたものだけでなく、そこから公共空間におけるアート、あるいはアートと公共性をめぐる有意義な論争を導いたものが数多くありました。
■今回のトークイベントの開催は、最近の国内での事件をきっかけにしていますが、その是非を問うたり、社会現象として論評するのが目的ではありません。インターネットの日常化や、いわゆる“新公共管理”の手法が広がりつつある現代において、“アートによって開かれていく公共的な対話”を可能にする基盤をどう創るか? ということを改めて問い直す場となることを希望しています。
■トークは二夜に分けて行われます。まず第一夜では現代社会で活動するアートの作家、企画者として、公共という問題をどう考え、どう関わるか、最前線に身を置く当事者たちの問題意識が浮かび上がります。そして第二夜では、第一夜で浮上した議論を踏まえ、アートに限らず、表現と公共の「コード」の関係について、法学者、アクティビスト、評論家、公共美術館の一員として奮闘してきた方々とともに、現在と地続きの未来に待ち受けている公共的な規制について考えます(予定)。興味をもたれた方は、どちらか一夜のみでも結構ですが、ぜひ両夜を通じて一緒に考えていただければ幸いです。
■当日は会場の参加者も交え、ポジティブでリアリティのある討論を行いたいと思います。アート関係者、愛好者に限らず、現代社会における公共性や倫理について関心をお持ちの方など、様々な来場者をお待ちしています。
作田知樹(Arts and Law)
日時:2008年12月3日(水)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。
【 プロフィール 】
東谷隆司|Takashi Azumaya
インディペンデント・キュレーター。1968年生まれ、東京藝術大学大学院修了(専攻:油画)。世田谷美術館に5年間在籍後、東京オペラシティアートギャラリー、「横浜トリエンナーレ2001」スタッフ、森美術館を経て、2004年よりフリー。近年の企画に「GUNDAM 来たるべき未来のために」(サントリーミュージアム天保山、大阪、上野の森美術館、東京、他巡回、2005-07)、「2008釜山ビエンナーレ:現代美術展」(釜山市美術館、2008)のキュレーターチームに参加。
池田剛介|Kousuke Ikeda
美術家。1980年福岡県生まれ。 東京藝術大学大学院 先端芸術表現科修了後、文化庁在外研修員としてアメリカ留学。樹脂や鏡など、様々な素材を用いながら、近年は主に平面作品を手がける。2007年にはクシシュトフ・ヴォディチコの東京藝術大学での講演会の実現に尽力。東京藝術大学非常勤講師。
http://d.hatena.ne.jp/kosuke_ikeda/
卯城竜太|Ryuta Ushiro
Chim↑Pomリーダー。
Chim↑Pom:2005年に結成されたアート集団。2006年に開催された初個展「スーパー☆ラット」で注目を集める。「生と死」をテーマにした作品が多く、 2007年にはセレブと地雷除去をテーマにした「サンキューセレブプロジェクト アイムボカン」が広島市現代美術館「新・公募展2007」の大賞を受賞。2008年10月、広島市内上空に飛行機雲で「ピカッ」の3文字を描いたことが問題になり、11月1日から広島市現代美術館で開催される予定展覧会が中止に。現在、事件のについての本を準備中。
遠藤水城|Mizuki Endo
キュレーター。アーカス・プロジェクト ディレクター。1975年札幌生まれ。九州大学博士後期課程単位習得満期退学。 2001年、福岡市で「都市型アートプロジェクト rhythm」を設立。雑誌発行、実験音楽イベント、展覧会、映画上映会、アートプロジェクト等さまざまな企画を展開。2004年、博多区に誕生した「アートスペース・テトラ 」設立の中心的な役割を担う。同年より日本財団APIフェローとしてフィリピンに6ヶ月、インドネシアに5ヶ月滞在し、現代美術の現状を調査。期間中マニラで地元アーティストと共に「Future Prospects Art Space」を設立。2005年、ベルガモ近現代美術館(GAMeC)が主催する若手キュレーターを対象とした国際賞「ロレンツォ・ボナルディ・アート・プライズ」に長谷川祐子の推薦を得て、アジア代表として参加。同賞を受賞。それに伴い2006年同美術館にて「Aesthetics / Dietetics」展(参加作家/小沢剛、高嶺格、ガリー・ロス・パストラナ、乃美希久子)を開催。同年「シンガポール・ビエンナーレ2006」ネットワーキング・キュレイターを務める。2007年、Asian Cultural Council日米芸術交流プログラムの助成により米国に滞在。同年、水戸にオルタナティヴ・スペース「遊戯室」を設立。東京芸術大学非常勤講師。Art Initiative Tokyo(AIT)による教育プログラム「MAD」キュラトリアル・コース講師。共訳書にジェイムズ・クリフォード『ルーツ -20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社)がある。
川崎昌平|Shouhei Kawasaki
1981年生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。文章表現をベースに幅広く活動するアーティスト。著書に『知識無用の芸術鑑賞』『ネットカフェ難民』(どちらも幻冬舎新書)『若者はなぜ正社員になれないのか』(ちくま新書)がある。『美術手帖』『翼の王国』などの雑誌に寄稿。
杉田敦|Atsushi Sugita
美術批評。アートと旅、人生と友人、愛、思想が混濁。art & river bank ディレクタが混濁。女子美術大学准教授で混濁。リスボンが混濁。モランゲイロも混濁。サハラで開眼するも、ジブラルタルを渡ってアンダルシアで即座に閉眼。現在睡眠中。著書に『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房)、『ナノ・ソート、現代美術で考察するということ』(彩流社)などがある。
Arts and Law|アーツ・アンド・ロー
芸術家の活動に関する法分野(芸術法、Art Law)の研究と情報提供を行う非営利組織。2004年に東京で設立。アーティストの自由な表現活動を励ますパートナーでありたいと考えるボランティアの専門家(主に法律、知的財産関係)が中心となって運営。アートに関連する法律や契約の知識に加え、自らアートの現場に関わり、アーティストの置かれた立場や思考にも精通している専門家が、無料のメールや対面での相談を通じて、相談者の状況に応じた的確な情報を提供している。 情報発信以外にも、文化政策への提言や、アートと社会の関わりやアート関係者同士の横のつながりを作るイベントを行っている。mixiのコミュニティには2600人を超える参加者がある。
http://arts-law.org/
第一夜:アートは、何とどうやって関わっていくのか
<ゲスト>
東谷隆司(キュレーター)
池田剛介(美術家)
卯城竜太(Chim↑Pom)
遠藤水城(キュレーター)
川崎昌平(アーティスト)
杉田敦(美術評論家)
<モデレーター>
Arts and Law(作田知樹)
■Chim↑Pomの「ピカッ」事件、世田谷美術館の横尾忠則展で地元教育委員会が鑑賞中止を決めた事件など、 日本各地でアートと共同体との緊張関係が取りざたされた2008年。
■美術史をひもとけば、かつて公共的な空間に出現したアートの中には、リチャード・セラの『傾いた弧』、クリストや川俣正、クシシュトフ・ヴォディチコの一連のプロジェクトなど、公共空間そのものを作品/プロジェクトの成立に不可欠な場としたものだけでなく、そこから公共空間におけるアート、あるいはアートと公共性をめぐる有意義な論争を導いたものが数多くありました。
■今回のトークイベントの開催は、最近の国内での事件をきっかけにしていますが、その是非を問うたり、社会現象として論評するのが目的ではありません。インターネットの日常化や、いわゆる“新公共管理”の手法が広がりつつある現代において、“アートによって開かれていく公共的な対話”を可能にする基盤をどう創るか? ということを改めて問い直す場となることを希望しています。
■トークは二夜に分けて行われます。まず第一夜では現代社会で活動するアートの作家、企画者として、公共という問題をどう考え、どう関わるか、最前線に身を置く当事者たちの問題意識が浮かび上がります。そして第二夜では、第一夜で浮上した議論を踏まえ、アートに限らず、表現と公共の「コード」の関係について、法学者、アクティビスト、評論家、公共美術館の一員として奮闘してきた方々とともに、現在と地続きの未来に待ち受けている公共的な規制について考えます(予定)。興味をもたれた方は、どちらか一夜のみでも結構ですが、ぜひ両夜を通じて一緒に考えていただければ幸いです。
■当日は会場の参加者も交え、ポジティブでリアリティのある討論を行いたいと思います。アート関係者、愛好者に限らず、現代社会における公共性や倫理について関心をお持ちの方など、様々な来場者をお待ちしています。
作田知樹(Arts and Law)
日時:2008年12月3日(水)20:00〜22:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス)
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。
【 プロフィール 】
東谷隆司|Takashi Azumaya
インディペンデント・キュレーター。1968年生まれ、東京藝術大学大学院修了(専攻:油画)。世田谷美術館に5年間在籍後、東京オペラシティアートギャラリー、「横浜トリエンナーレ2001」スタッフ、森美術館を経て、2004年よりフリー。近年の企画に「GUNDAM 来たるべき未来のために」(サントリーミュージアム天保山、大阪、上野の森美術館、東京、他巡回、2005-07)、「2008釜山ビエンナーレ:現代美術展」(釜山市美術館、2008)のキュレーターチームに参加。
池田剛介|Kousuke Ikeda
美術家。1980年福岡県生まれ。 東京藝術大学大学院 先端芸術表現科修了後、文化庁在外研修員としてアメリカ留学。樹脂や鏡など、様々な素材を用いながら、近年は主に平面作品を手がける。2007年にはクシシュトフ・ヴォディチコの東京藝術大学での講演会の実現に尽力。東京藝術大学非常勤講師。
http://d.hatena.ne.jp/kosuke_ikeda/
卯城竜太|Ryuta Ushiro
Chim↑Pomリーダー。
Chim↑Pom:2005年に結成されたアート集団。2006年に開催された初個展「スーパー☆ラット」で注目を集める。「生と死」をテーマにした作品が多く、 2007年にはセレブと地雷除去をテーマにした「サンキューセレブプロジェクト アイムボカン」が広島市現代美術館「新・公募展2007」の大賞を受賞。2008年10月、広島市内上空に飛行機雲で「ピカッ」の3文字を描いたことが問題になり、11月1日から広島市現代美術館で開催される予定展覧会が中止に。現在、事件のについての本を準備中。
遠藤水城|Mizuki Endo
キュレーター。アーカス・プロジェクト ディレクター。1975年札幌生まれ。九州大学博士後期課程単位習得満期退学。 2001年、福岡市で「都市型アートプロジェクト rhythm」を設立。雑誌発行、実験音楽イベント、展覧会、映画上映会、アートプロジェクト等さまざまな企画を展開。2004年、博多区に誕生した「アートスペース・テトラ 」設立の中心的な役割を担う。同年より日本財団APIフェローとしてフィリピンに6ヶ月、インドネシアに5ヶ月滞在し、現代美術の現状を調査。期間中マニラで地元アーティストと共に「Future Prospects Art Space」を設立。2005年、ベルガモ近現代美術館(GAMeC)が主催する若手キュレーターを対象とした国際賞「ロレンツォ・ボナルディ・アート・プライズ」に長谷川祐子の推薦を得て、アジア代表として参加。同賞を受賞。それに伴い2006年同美術館にて「Aesthetics / Dietetics」展(参加作家/小沢剛、高嶺格、ガリー・ロス・パストラナ、乃美希久子)を開催。同年「シンガポール・ビエンナーレ2006」ネットワーキング・キュレイターを務める。2007年、Asian Cultural Council日米芸術交流プログラムの助成により米国に滞在。同年、水戸にオルタナティヴ・スペース「遊戯室」を設立。東京芸術大学非常勤講師。Art Initiative Tokyo(AIT)による教育プログラム「MAD」キュラトリアル・コース講師。共訳書にジェイムズ・クリフォード『ルーツ -20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社)がある。
川崎昌平|Shouhei Kawasaki
1981年生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。文章表現をベースに幅広く活動するアーティスト。著書に『知識無用の芸術鑑賞』『ネットカフェ難民』(どちらも幻冬舎新書)『若者はなぜ正社員になれないのか』(ちくま新書)がある。『美術手帖』『翼の王国』などの雑誌に寄稿。
杉田敦|Atsushi Sugita
美術批評。アートと旅、人生と友人、愛、思想が混濁。art & river bank ディレクタが混濁。女子美術大学准教授で混濁。リスボンが混濁。モランゲイロも混濁。サハラで開眼するも、ジブラルタルを渡ってアンダルシアで即座に閉眼。現在睡眠中。著書に『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房)、『ナノ・ソート、現代美術で考察するということ』(彩流社)などがある。
Arts and Law|アーツ・アンド・ロー
芸術家の活動に関する法分野(芸術法、Art Law)の研究と情報提供を行う非営利組織。2004年に東京で設立。アーティストの自由な表現活動を励ますパートナーでありたいと考えるボランティアの専門家(主に法律、知的財産関係)が中心となって運営。アートに関連する法律や契約の知識に加え、自らアートの現場に関わり、アーティストの置かれた立場や思考にも精通している専門家が、無料のメールや対面での相談を通じて、相談者の状況に応じた的確な情報を提供している。 情報発信以外にも、文化政策への提言や、アートと社会の関わりやアート関係者同士の横のつながりを作るイベントを行っている。mixiのコミュニティには2600人を超える参加者がある。
http://arts-law.org/
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