/ Events /

【 26/06/22 】『調査的感性術』読書会 #16
【 26/06/08 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1916b|写真と米国アヴァンギャルド
【 26/05/25 】『調査的感性術』読書会 #15<第17章|ラボとスタジオ>
【 26/05/11 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1917a|モンドリアンが抽象へと突破する
【 26/04/27 】『調査的感性術』読書会 #14<第16章|調査的コモンズ>
【 26/04/13 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1917b|『デ・ステイル』誌が発足する
【 26/03/30 】『調査的感性術』読書会 #13<第15章|機械調査>
【 26/03/16 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1918|デュシャン最後の絵画『tu m’(あなたは私を)』を描く
【 26/03/14 】CAMP@ルカノーズ・コンテンポラリー横浜校[超入門シリーズ|現代アートを学ぶ名著:ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り――注意、スペクタクル、近代文化』×清水知子(文化理論、メディア文化論/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)]
【 26/03/02 】『調査的感性術』読書会 #12<第14章|最小限の因果作用とフィールドの因果生>

TALK: 0302

複雑化していくアイデンティティ:
「ハーフ」や「ダブル」を超えていく文化の実践


<ゲスト>
エバノフ以理也(ロンドン大学(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)社会学研究科博士課程)

■近年テレビや雑誌などで「ハーフ」という言葉を見かけることが多くなった。リア・ディゾンやウエンツ瑛士、ダルビッシュ有など、「ハーフ」として表象され活躍する有名人も多くなった。さらに、「ハーフ」の持つ特定のイメージがブランドとして定着しつつあると指摘する者もいる。
■しかし、彼ら/彼女らの考えや生き方は、これらのメディアを通してだけではなかなか見えてこない。一般の「ハーフ」の人たちは、日本社会の中で自分達のことをどのように考え、生きているのだろう。
■また、メディアや文化はアイデンティティ形成に深い関わりがある。ここ数年の間に、インターネットやSNSの発達により、元々は見ず知らずの人たちが「ハーフ」というキーワードを元にコミュニティを形成して、様々な交流や活動が盛んになってきている。例えば、韓国とのハーフやイギリスとのハーフといったように、それぞれ異なったルーツを持つ「ハーフ」でありながら、交流し活動を共有しようとしている背景には何があるのか。
■これまでなかなか焦点が当てられることの少なかった「ハーフ」の多様なアイデンティティについて、今回は彼ら/彼女らが創りだす文化やアートとの関わりを通じて考えたいと思う。
■これは、グローバル化の中で、ますます複雑化していく多民族・多文化社会としての様相を見せる日本のこれからのあり方を考える上でも重要なテーマになるだろう。

日時:2008年3月2日(日)19:00〜21:00
会場:Otto Mainzheim Gallery(アクセス
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)

【 プロフィール 】
エバノフ以理也|Elia Evanoff
1981年生まれ。立命館大学国際関係学部とアメリカン大学国際関係学部との共同学位プログラム卒業後、ロンドン大学(ゴールドスミス・カレッジ)ポストコロニアル・スタディーズ修士課程を経て、現在ロンドン大学(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)社会学研究科博士課程在籍。専攻は社会学、メディア・文化研究。「ハーフ」という概念がどのように誕生し、その社会的意味が現在いかに変容し複雑化してきているのか、また、アイデンティティにどのような影響を与えているのかをメディアや文化との関わりを通して研究している。