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「アートと政治性」CAMP on TOKYO FRONTLINE
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■政治欄に載っているのが政治で文化欄に載っているのが文化ではない。政治に言及したアートではなく、アートの中の政治、あるいは政治の中のアートについて話し合い、今、政治的なことについて考えます。

<スピーカー>
沢山遼(美術批評)
成相肇(府中市美術館学芸員)
藤井光(アーティスト)
星野太(美学/表象文化論)
増本泰斗(アーティスト)
森田浩彰(アーティスト)

<タイムテーブル>
11:30-12:30 ランチ・ミーティング
12:30-13:00 休憩
13:00-14:20 トーク
14:20-14:40 休憩
14:40-16:00 トーク

日時:2011年2月19日(土)11:30〜16:00 ※受付開始は11:00
会場:3331 Arts Chiyoda(アクセス
定員:30人(予約制) 参加費:500円

※「ランチ・ミーティング」では、13時からのトークの準備的なことを、ご飯を食べながら気軽に話し合う予定です。
※参加費以外にTOKYO FRONTLINEの入場料(1日パス:500円/全日程パス:1,800円)が必要になります。

【 プロフィール 】
沢山遼|Ryo Sawayama
1982年生まれ。美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了。論文に「分割される自己—ロザリンド・クラウスにおける彫刻とヴィデオの諸問題」(『第一回所沢ビエンナーレ美術展 引込線』所沢ビエンナーレ実行委員会、2009年)、「レイバー・ワーク:カール・アンドレにおける制作の概念」(『美術手帖』2009年10月号)、「非在の表象——ゴードン・マッタ=クラークの初期作品群」(『LACワークショップ論文集』第2号、LAC研究会、2008年)ほか。
成相肇|Hajime Nariai
1979年生まれ。府中市美術館学芸員。専門は岡本太郎とその周辺。主な担当展に「第4回府中ビエンナーレ」、「純粋なる形象ーディーター・ラムスの時代」、「夏休み子どもびじゅつかん ミマクル・ミラクル」など。
藤井光|Hikaru Fujii
1976年東京都生まれ。同地在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フランスでメディア・アーティストとして活動を始めるが、 2005年帰国以降、現代日本の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりについて制作および研究を行なっている。
http://hikarufujii.com/
星野太|Futoshi Hoshino
1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程、日本学術振興会特別研究員。専攻は美学、表象文化論。現在は偽ロンギノスの研究を中心に、西洋における美学/修辞学の概念としての「崇高」の系譜学的調査をおこなっている。共訳書にエイドリアン・フォーティー『言葉と建築——語彙体系としてのモダニズム』(鹿島出版会、2006年)、論文に「戦後アメリカ美術と「崇高」——ロバート・ローゼンブラムの戦略」(『組立——知覚の臨界』、2010 年)、「芸術と政治の再配置——ブリオー×ランシエール論争の帰趨(仮)」(近刊)など。
http://starfield.petit.cc/
増本泰斗|Yasuto Masumoto
1981年広島県生まれ。2006年東京工芸大学大学院修士課程メディアアート専攻写真領域修了。2007年〜2008年ポルトガル・リスボン在住。多数の参加者との実験的なレクリエーションにて精魂を傾け力尽きたのちに、政治社会状況との戯れが存在すると思っている。国内外問わず定期的に遊んでいる。
森田浩彰|Hiroaki Morita
1973年福井県生まれ。2002年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジMAファインアート修了。近年は「脱臼」island(千葉、2010)、「この世界とのつながりかた」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀、2009)、「日常の喜び」水戸芸術館(茨城、2008)に参加。個展では「TIMEQUAKE」青山|目黒 (東京、2011)、「Local Earthquake」Kabegiwa(東京、2009)などがある。