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朝CAMP<9> ハラルト・シュテュンプケ『鼻行類』
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<ゲスト>
金子智太郎(美学/聴覚文化論)
■朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、ハラルト・シュテュンプケ『鼻行類』(平凡社ライブラリー)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなにか新しい発見があるかも!
日時:2010年11月2日(火)7:30〜9:00
場所:御茶ノ水周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(要予約) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。ありがとうございます。(10/17 13:15)
【 趣旨 】
1952年に著された本書は、1987年に邦訳が出版されて話題になりました。当時としては、いわゆる「シミュラークル」理論の格好の対象だったと考えられます。一方現在では、本書を「(萌え)キャラクター」、「データベース」といった概念で語ることもできるでしょう。または人工生命論や、Eduardo Kacらの「バイオ・アート」などの文脈と関連付けることで、本書の魅力をあらためて確認できるかもしれません。(文責:金子)
【 プロフィール 】
金子智太郎|Tomotaro Kaneko
美学/聴覚文化論。東京芸術大学美術研究科博士課程修了。博士(美術)。ロンドン大学ゴールドスミス校聴視覚文化専攻修士課程修了。現在、東京芸術大学美学研究室助手。共著に『iPhone×Music:iPhoneが予言する「いつか音楽と呼ばれるもの」』(2009)。主なプロジェクトに「アンビエント・リサーチ」(2010-)、「生成音楽ワークショップ」(2010-)。
http://d.hatena.ne.jp/tomotarokaneko/
【 今回読む本 】
ハラルト・シュテュンプケ『鼻行類』(平凡社ライブラリー)