秋田CAMP
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日程:2014年10月17日(金)、18日(土)、20日(月)~25日(土)
協力:慶野結香
<予約方法>
メールのタイトルを「キャンプ予約」とし、「イベント名」「氏名」「予約人数」を明記したメールを下記のアドレスまでお送りください。24時間以内にこちらから予約確認のメールをお送りいたします。予約をキャンセルされる場合は事前にご連絡をいただると助かります。
keino(at)akibi.ac.jp ※「(at)」を「@」に変更してお送りください。
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10月17日(金)
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23:00-29:00|<真夜中のCAMP>芸術ってなんだすべ?
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ゲスト:山本高之(アーティスト)、川久保ジョイ(アーティスト)、本田江伊子(キュレーター)、津田道子(アーティスト)、奥村雄樹(アーティスト)
場所:秋田公立美術大学 創作工房棟1階 ビジュアルアーツ準備室(秋田市新屋大川町12-3[地図])
定員:20人(予約制 ※秋田公立美術大学の学生は予約不要) 参加費:無料
「<真夜中のCAMP>芸術ってなんだすべ?」では、ニューヨーク(アメリカ)に滞在中の山本高之さん、釜石(岩手)に滞在中の川久保ジョイさんとロンドン(イギリス)に滞在中の本田江伊子さん、コシツェ(スロバキア)に滞在中の津田道子さん、ブリュッセル(ベルギー)に滞在中の奥村雄樹さんと、芸術についてゆっくり時間をかけて考えます。
<タイムテーブル>
23:00~24:30|山本高之
24:30~26:00|川久保ジョイ、本田江伊子
26:00~27:30|津田道子
27:30~29:00|奥村雄樹
※ゲストはスカイプでの参加です
山本高之|Takayuki Yamamoto
1974年愛知県生まれ。チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインMA修了。小学校教諭をしていたと いう経験から「教育」を制作のテーマのひとつとして活動。主に子どもたちとのワークショップをベースとした映像作品を国内外で制作、発表している。近年の主な個展に、「Novi Pakao – New Hell」(Max Artfesta, ザグレブ, クロアチア, 2011)、「Facing the Unknown」(MUZZ, 京都, 2012)、「Facing the Unknown: Dark Energy」(island, 東京, 2013)、「Facing the Unknown」(ケンジタキギャラリー, 東京, 2013)などがある。近年の主なグループ展に、「あいちトリエンナーレ2010」(旧玉屋ビル, 愛知, 2010)、「ARTZUID 2011」(アムステルダム, オランダ, 2011)、「ゼロダテ」(大町商店街, 秋田, 2011)、「Phantoms of Asia: Contemporary Awakens the Past」(アジアン・アート・ミュージアム, サンフランシスコ, アメリカ, 2012)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.02-贈物と交換-」(高松市美術館, 香川, 2012)、「Omnilogue: Your voice is mine」(シンガポール国立大学美術館, 2013)、「山本キノコシアター」(アートエリアB1, 大阪, 2013)、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」(森美術館, 東京, 2014)などがある。
http://takayukiyamamoto.com/
川久保ジョイ|Yoi Kawakubo
1979年スペイン、トレド市生まれ。筑波大学人間学類卒業。金融トレーダーの仕事を経て、2008年から写真家として制作活動をはじめる。2012年からは、大学までのバックグラウンドであった言語哲学、神経心理学を合わせて形而上学や認識論をテーマに、写真、光、テキスト、ネオンやサウンドなど複合的な空間インスタレーションを中心に制作を続けている。近年は歴史やナラティブ、及び福島の原子力問題や東北の被災地を扱った作品も制作している。近年の主な展覧会に「Tokyo Story 2014」(トーキョーワンダーサイト渋谷, 2014)、「内臓感覚展(オル太x川久保ジョイ「オルガネラと特異点の音」)」(金沢21世紀美術館, 2013)、「Sovereign Asian Art Prize 2012-2013 ファイナリスト展」(エスパス・ルイ・ヴィトン・シンガポール, 2013)など。
http://www.yoikawakubo.com/
本田江伊子|Eiko Honda
1985年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校にて現代美術理論を学ぶ。 現在2013-2016年度文化庁新進芸術家海外派遣制度の助成を得て、ロンドンを拠点にインディペンデント・キュレーターとしての活動を行う。展覧会制作と作家の作品制作における、時と場所の持つ特有の文化社会や歴史文脈等との関わり合いそしてそのずれと可能性に関心を抱く。近年の主な展覧会にグループ展「Unlocking the Diary: 名の無い記憶のアーカイブ」(2014)(フォルクストン・トリエンナーレフリンジ企画, バーリントンホテル, 英国フォルクストン)、「FLESH REALITY/肉体の現実」(2013)(プロジェクトポイントゼロ, 英国ロンドン)、「NOW&FUTURE: JAPAN」(2012)(ガゼリアートハウス, 英国ロンドン)や、「ザ・ノレッジ」(2011)(第54回ヴェネツィア・ビエンナーレコラテラル企画, ヴェネツィア)等がある。
http://www.eikohonda.com/
津田道子|Michiko Tsuda
美術家。1980年神奈川県生まれ。2013年東京芸術大学大学院映像研究科博士後期課程映像メディア学専攻修了。映像の原理を論理的に探求する方法論として、人が空間を知覚していく過程を記録するように捉える作品群は、独特な空間的広がりと豊かさを備えている。おもな展覧会に 「配置の森の住人と王様」(icc, 東京, 2012)、「media/art kitchen」(BACC, バンコク, 2013)、「GEODESIE」(Gallerie B-312, モントリオール, 2013)など。
http://2da.jp
奥村雄樹|Yuki Okumura
1978年青森県生まれ。2012年東京芸術大学大学院博士後期課程修了。主体を仮構して所有関係を成立させる「私」という語のはたらきに着目しつつ他のアーティストの作品や活動に介入したりそれらを再解釈したりするプロジェクトを手がける。ブリュッセルとケルンそしてアムステルダムでそれぞれ開催予定の二人展のために目下のところシュウゾウ・アヅチ・ガリバーとモニカ・ストリッカーそして高橋尚愛と対話をつづけている。翻訳者としても活動。
http://www.yukiokumura.com/
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10月18日(土)
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17:00-27:00|誰かの家に行ってみる
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場所:秋田市内
定員:10人(予約制) 参加費:無料(交通費などは実費)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。ありがとうございます。(10/18 07:40)
予約いただいた方々の家に伺いながら、あーだこーだ話し合います。
<当日の予定>
Iさん(17:00) → Pさん(18:00) → Kさん(19:00) → Aさん(20:00) → Kさん(21:00) → Sさん(22:00) → Nさん(23:00) → Hさん(24:00) →Nさん(25:00) →Kさん(26:00)
※詳細は参加者にはメールでお伝えします
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10月20日(月)
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17:00-19:00|地域とアート with dogs
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ゲスト:長内綾子(キュレーター)
場所:大館周辺のカフェ
定員:6人(予約制) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
国東半島芸術祭、Media City Seoul 2014、第10回光州ビエンナーレ、ヨコハマトリエンナーレ2014、札幌国際芸術祭2014、大館・北秋田芸術祭2014などについての話をしながら、地域とアートについて考えます。
国東半島芸術祭 http://kunisaki.asia/
Media City Seoul 2014 http://www.mediacityseoul.kr/
第10回光州ビエンナーレ http://www.gwangjubiennale.org/
ヨコハマトリエンナーレ2014 http://www.yokohamatriennale.jp/
札幌国際芸術祭2014 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/
大館・北秋田芸術祭2014 http://inukuma.jp/
長内綾子|Ayako Osanai
1976年北海道生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻在籍。フリーランスのデザイナーとして活動の傍ら、2004年、アーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を立ち上げ、トークや若手作家の展覧会等を企画。一方で、日韓交流展「POINT」(韓国:Alternative Space LOOP, 2008、日本:京都芸術センター, 2010)、「Re:Membering」(韓国:Doosan Art Center 他, 2010)、大邱写真ビエンナーレ2012(韓国大邱市)では住友文彦氏のアシスタント・キュレーターを務めた。また、3331 Arts Chiyoda プレオープン時からプログラム・コーディネーターとして、主催事業の企画・運営に携わり、2011年9月に離職。その後、仙台へ移住し、自宅の一軒家を『全部・穴・会館<ホール>』と命名して、映像作品の上映会やイベントなどを不定期で行っている。
http://sendai.survivart.net/
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10月21日(火)
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07:30-09:00|朝CAMP<21> 鈴木大拙『日本的霊性』
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ゲスト:石倉敏明(芸術人類学、神話学)
場所:秋田駅周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(予約制) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。ありがとうございます。(10/12 11:30)
朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、鈴木大拙『日本的霊性』(岩波文庫)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなにか新しい発見があるかも!
<趣旨>
「精神」と「物質」の二元論を乗り越えるものとして、鈴木大拙が提起した「霊性」という概念。太平洋戦争末期に記された『日本的霊性』では、この概念を鍵として、宗教や芸術を越えた日本列島の思想史が解き明かされます。このテキストを東北という場所で読むことによって、新たに何が見えてくるのか。同時代に生きた西田幾多郎や柳宗悦との間で共有された問い、妙好人として見出された庶民の姿、現代の世界でこの問いを受け継ぐ可能性について、テキストを読み解きながら考えてみたいと思います。
<プロフィール>
石倉敏明|Toshiaki Ishikura
人類学者/神話学者。秋田公立美術大学講師(アーツ&ルーツ専攻)。多摩美術大学芸術人類学研究所助手を経て、明治大学野生の科学研究所研究員、現職。共著・編著に『人と動物の人類学』『道具の足跡』『タイ・レイ・タイ・リオ紬記』等。
<今回読む本>
鈴木大拙『日本的霊性』(岩波文庫)
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19:30-22:00|今、どんな「ミーティング」がよいのか? 秋田で考える
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スカイプ出演:伊藤悠(island)、嘉藤笑子(Art Autonomy Network [AAN])、岸井大輔(劇作家/PLAYWORKS)、小林晴夫(blanClass)、武藤勇(N-mark)
場所:川反中央ビル3階 studio(秋田市大町3丁目1-12[地図])
定員:30人(予約不要) 参加費:500円
協力:ココラボラトリー
ここ数年、日本のさまざまな地域でオルタナティヴスペースやアートNPOが生まれ、数多くのアートイベントやアートプロジェクトが開催されています。そのなかのいくつかでは、それぞれのネットワークや立場を超えて意見交換し、価値観などを議論する機会や興味深いプロセスがあります。今回は具体的な事例を交えつつ、現在の日本におけるアートの状況に必要な、もしくは求められている、あるいは面白い「ミーティング(会合、出会い、ネットワーク)」はどのようなものなのかを話し合い、ざっくばらんに考える機会にできればと考えています。
※このイベントはBankART1929(横浜)で開催される<ミーティングキャラバン2>プレトークイベント「今、どんなミーティングがよいのか?」にスカイプで参加して話し合います。
伊藤悠|Haruka Ito
islandJAPAN 代表。magical, ARTROOMディレクターを経て2010年islandをスタート。外部企画のコーディネートやアーティストの紹介など、アーティストと社会を橋渡しする活動をおこなう。 今秋は、シブカル祭や、東京デザイナーズウィーク関連企画SHOPART WALKに奔走中 。
http://islandjapan.com/
嘉藤笑子|Emiko Kato
Art Autonomy Network [AAN] ディレクター。2005年に横浜にてAANを開設したのち、2011年からCreative Hub131(日本橋)を拠点に活動をしている。オルタナティヴで小規模でも充実した芸術活動を行う領域を基盤とし、芸術に関わる個人や団体が自律性を目指すことで、アートが牽引していく社会を構築できるように、多様な活動を行っています。
http://a-a-n.org/
岸井大輔|Daisuke Kishii
劇作家/PLAYWORKS。1970年生。演劇を人間集団をマテリアルとする芸術ととらえ、さまざまな集団を鑑賞したり創ったりしている。近作に「東京の条件」(東京アートポイント計画2009-2011参加)「始末をかく」シリーズなどがある。
http://www.kishiidaisuke.com/
小林晴夫|Haruo Kobayashi
blanClass ディレクター。1968年神奈川県生まれ。1992年よりBゼミ(現代美術の学習システム)の運営に参加。2001年所長に就任、2004年の休業までBゼミの運営をする。2009年元Bゼミと同じ場所でblanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。
http://blanclass.com/
武藤勇|Isamu Mutou
1998年N-markを設立、3度のアートスペースを運営、現在は長者町トランジットビル、N-MARK B1ギャラリーをマネージメント。名古屋テレビ塔を会場とした「くうちゅう美術館」のディレクションなど、アートの多様な展開を実現。
http://n-mark.com/
<ミーティングキャラバン2>について
N-markは設立当初から、自分達や同じようにアートに関わりを持つ人達と、情報や課題を共有するために、誰もが発言者として参加することができる「OPEN MEETING」を開催してきました。2003年にはそれを、当時まだ数の少なかった日本全国のインディーズ系のアートスペースを旅しながら開催した「MEETINGCARAVAN」を実施。その成果として2004年には全国のアートの流通させるプロジェクト「CafeLine」を実現させ、2つのプロジェクトをまとめた「MEETING CARAVAN-日本縦断アートミーティングの旅-」が2005年に出版されました。この本が出版されて10周年の2015年、現在のアートスペースをめぐる「MEETINGCARAVAN2」の実施を検討しています。
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10月22日(水)
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07:00-08:30|朝CAMP<22> ジョルジュ・バタイユ『エロスの涙』
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ゲスト:慶野結香(アートマネジメント)
場所:秋田駅周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(予約制) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、ジョルジュ・バタイユ『エロスの涙』(ちくま学芸文庫)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなにか新しい発見があるかも!
<趣旨>
西欧的な近代性にむけて痛烈な批判を行った、フランスの思想家ジョルジュ・バタイユ。本書は最晩年の著作であり、古代から20世紀におよぶ芸術を通して、人間的なエロティシズムの本質にせまろうとしています。バタイユを通して、私たちがなにかを作ろうとする時にはたらく意識について、朝イチから考えてみたいと思っています。
<プロフィール>
慶野結香|Yuka Keino
1989年生まれ、神奈川県出身。秋田公立美術大学ビジュアルアーツ専攻助手(アートマネジメント分野)。法政大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。専門は近現代美術、特に戦間期アメリカにおける展覧会史とマルセル・デュシャンらアーティストによる展示論。院生時代より現代美術を中心とした展覧会の企画運営に携わるようになり、現在に至る。
<今回読む本>
ジョルジュ・バタイユ『エロスの涙』(ちくま学芸文庫)
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15:00-17:00|外旭川サテライトクリニック見学ツアー
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集合場所:14:40に秋田駅東口アルヴェ前 ※見学先現地集合不可
見学先:外旭川サテライトクリニック、介護付有料老人ホーム ソフィーおよびグリーン
定員:8名(予約制) 参加費:無料(秋田駅からのレンタカー代を割勘)
草間彌生をはじめ、国内外の著名アーティストの作品を所有する、フォーエバー美術館 / Forever Museum of Contempotary Art(FMOCA、現在は準備室として活動中)のコレクションおよびコミッションワークが展示、設置されている外旭川サテライトクリニック、介護付有料老人ホーム ソフィー、グリーンを見学するツアーを行います。「医療とアート」や「癒やし」といったキーワードは現在もなお人々を惹きつけてやみません。医療現場でのアートプロジェクトを見ることで、社会におけるアートを考えるきっかけを得られるよう、ツアー終了後には近辺のカフェ等で「癒やし」をテーマに話し合います。
フォーエバー美術館 / Forever Museum of Contempotary Art(FMOCA)
http://www.fmoca.com/
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10月23日(木)
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ゲスト:大八木敦彦(文芸評論)
場所:秋田駅周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(予約制) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
諸事情により中止になりました。申し訳ありません。
朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、小林秀雄「ランボオⅠ-Ⅲ」『作家の顔』所収(新潮文庫)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなにか新しい発見があるかも!
<趣旨>
「ランボオ」は小林秀雄にとって文学の出発点であり、また、ここで確立された詩精神の理論が、その後の彼の全批評を貫くことになる、という意味で最も重要な作品です。詩とは何か、芸術とは何かという根本的な問いかけと、しばしば難解と「誤解」される小林の文体の意味について考えてみようと思います。なお、「ランボオ」は書かれた時期により、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと分けられていて、全集以外にも文庫本等で読むことができますが、新潮文庫の場合は『作家の顔』に収められています。
<プロフィール>
大八木敦彦|Atsuhiko Oyagi
福島県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。詩人、文芸評論家。詩集『遠い海』『無音歌』、評論『病床の賢治』、翻訳『マンスフィールド詩集』『シェイクスピアのソネット』等。
<今回読む本>
小林秀雄「ランボオⅠ-Ⅲ」『作家の顔』所収(新潮文庫)
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19:30-21:30|アートの批評性
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ゲスト:伊藤誠吾(アーティスト)、バーバラ・ダーリン(アーティスト)
※バーバラ・ダーリンはスカイプでの参加
場所:秋田市にぎわい交流館AU(あう)研修室4(秋田市中通1-4-1[地図])
定員:20人(予約不要) 参加費:無料
前半は伊藤誠吾さんとバーバラ・ダーリンさんの活動や作品についての話を伺い、後半はアートの批評性について会場の参加者も含めて話し合います。
伊藤誠吾|Seigo Ito
1977年秋田県生まれ。秋田県立秋田南高等学校・東北福祉大学卒業。映像作品や音楽、絵画など秋田県を拠点に作品を作り続けている。家庭用のハンディーカメラやダンボール、新聞紙、クレヨンなど日常にありふれた機材を作品制作に使い、組織や家庭、仕事などを取り払った、個人本来の姿を映しだそうとする作品が多い。2001年、ニューヨークでポーランド人、ブルキナファソ人とで「アバンギャルド撲滅プロジェクト」を立上げ、映画『ティファニーで朝食を』で有名なニューヨークの五番街を全身白塗りで歩き、GUCCHIやCHANELのアクセサリーを試着したり、街の中に設けた檻の中で3日間過ごしたり、花束を持ち、タキシードを着て、ブッシュ大統領に会うためホワイトハウスのインターホンを押すパフォーマンスなど行なう。 2005年、東京の劇団あぁルナティックシアター入団、2010年、秋田市文化会館大ホールで30インチのテレビを置いて、テレビ映像を流し続ける「愛と感動のプロパガンダ」という作品を発表。秋田市アトリオン美術ホールで枝豆一粒だけを展示する「人間はどこまでアホなのか」展開催。2012年、東京南青山のスパイラルガーデンでアートフェア出展。
バーバラ・ダーリン|BARBARA DARLINg
1981年新潟県生まれ、東京育ち。2010年東京芸術大学大学院修士課程修了。個人の物事に対する解釈と理解と認識の差異と、一般化に生じるパワーバランスを、社会を劇場と捉えて、インスタレーション、パフォーマンス、映像制作、展示会の企画等を行い寓話化することで、歴史認識ついて考える。主な展覧会に、「The shiny future exhibition 2013 The HUMANISATION」(東京都美術館, 東京都, 2013) 「ヨコハマトリエンナーレ2011 特別連携プログラム【BankART Life 3】 新・港村(しんみなとむら) - 小さな未来都市」(新港ピア, 神奈川県, 2011)など。
http://barbaradarling.com/
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10月24日(金)
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07:00-08:30|朝CAMP<24> J.J.ギブソン『生態学的視覚論—ヒトの知覚世界を探る—』
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ゲスト:田村剛(秋田公立美術大学景観デザイン専攻助手、風景論、まちづくり)
場所:秋田駅周辺のカフェ(参加者にはメールでお伝えします)
定員:6人(予約制) 参加費:無料(飲み物代などは実費)
定員を超えましたので、予約受付は終了しました。ありがとうございます。(10/23 13:45)
朝CAMPは、通勤や通学前にコーヒーを飲みながら、ゲストが選んだ一冊の「古典」をみんなで気軽に読んでみようという企画です。今回読む本は、J.J.ギブソン『生態学的視覚論—ヒトの知覚世界を探る—』(サイエンス社, 古崎敬ほか訳, 1985年)です。前半はゲストが関心に沿って発表します。後半はみんなでいろいろ話しましょう。朝のさえた頭で考えるとなにか新しい発見があるかも!
<趣旨>
「景観」は視覚的対象ですが、それを見せている環境はもちろんからだ全体の知覚対象です。“動きながら見る”という私たちの日常的な生活の仕方で、どのように環境を知覚しているかを描き出した『生態学的視覚論』から、とくに視知覚と運動知覚の協調について採り上げている章を読んで、身体運動のための環境としてまちのデザインを考えたいと思います。
<プロフィール>
田村剛|Tsuyoshi Tamura
神戸市生まれ。修士(社会学、立命館大学)。秋田公立美術大学景観デザイン専攻助手。20歳で機械メーカーに就職したが3年で退職、ヨーロッパを周遊後に立命館大学に進学。都市景観における参加型デザインのツールの模索中にまちづくりと出会い、研究対象を個人的な風景に移行して現在に至る。
<今回読む本>
J.J.ギブソン『生態学的視覚論—ヒトの知覚世界を探る—』(サイエンス社, 古崎敬ほか訳, 1985年)から、「7 自己−知覚に関する光学的情報」「10 外界の動きおよび自己の運動の知覚に関する諸実験」「13 移動と操作」
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19:30-21:30|ゾンビ音楽の基礎
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ゲスト:安野太郎(作曲家)、捩子ぴじん(舞踏家)
場所:秋田市にぎわい交流館AU(あう)研修室4(秋田市中通1-4-1[地図])
定員:20人(予約不要) 参加費:無料
古今東西、自動演奏機械の音楽はいろいろあるのですが、なぜ「ゾンビ音楽」と呼んでるのか。自動演奏機械の音楽を「人間指向」と「非-人間指向」にざっくり分類して、作曲家の安野太郎さんと舞踏家の捩子ぴじんさんと一緒に考えます。
翌日(10/25)の文化庁メディア芸術祭 秋田展でのパフォーマンス「ゾンビ音楽の調べと暗黒舞踏(仮)」もより深く楽しめるかも!
安野太郎|Taro Yasuno
作曲家。代表作に『音楽映画』シリーズ【AACサウンドパフォーマンス道場、ヨコハマ国際映像祭】や『サーチエンジン』【第12回文化庁メディア芸術祭】など。最近は、西洋音楽でも民族音楽でもない音楽『ゾンビ音楽』【第17回文化庁メディア芸術祭】を樹立し、ゾンビ四重奏「Quartet of the Living Dead」では第7回JFC作曲賞「自作自演による作曲賞」を受賞。また、CD『QUARTET OF THE LIVINGDEAD』が平成26年度文化庁芸術祭レコード部門にノミネートされている。日本大学藝術学部音楽学科非常勤講師。
http://taro.poino.net/
捩子ぴじん|Pijin Neji
舞踏家。2004年まで大駱駝艦に所属、麿赤兒に師事する。体に対する微視的なアプローチをしたソロや、体を物質的に扱った振付作品を発表する。他に“実験ユニット”での活動や、アーティストのアルバイト生活を題材にした演劇「モチベーション代行」などがある。
http://pijinneji.blogspot.jp/
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10月25日(土)
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11:30-15:30|自己検閲/自主規制とピクニック
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場所:千秋公園[地図]
集合場所:11:30に久保田城御隅櫓の前
持ち物:食べ物や飲み物など
※途中参加/退出も可
美味しい食べ物や飲み物などを持ち寄り、ピクニックをしながら、自己検閲/自主規制について時々考えます。
場所の詳細はtwitterやFacebookでお知らせします。
Twitter @notes_on_camp
Facebook https://www.facebook.com/on.camp
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<予約方法>
メールのタイトルを「キャンプ予約」とし、「イベント名」「氏名」「予約人数」を明記したメールを下記のアドレスまでお送りください。24時間以内にこちらから予約確認のメールをお送りいたします。予約をキャンセルされる場合は事前にご連絡をいただると助かります。
keino(at)akibi.ac.jp ※「(at)」を「@」に変更してお送りください。
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<メールのタイトル>
キャンプ予約
<メールの本文>
(1)イベント名:◯◯◯
(2)氏名:◯◯◯◯
(3)参加人数:◯人
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