えをかくこと #7

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えをかくこと #7 <私が描きました>
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絵を描く人と絵を描かない人と「えをかくこと」について話し合います。今回は、他人の絵を自分が描いたものとして質問に答え、解説します。各出演者は自分で描いた絵を持ち寄ります。そこで作者を入れ替えます。誰が誰の絵を描いたことになるのかは、当日、くじ引きで決めます。
絵描きはその絵をどう見ているのか。展覧会で動かずにじとーと絵を見てるのはたいてい絵描きと思っていい。どう描いたか、同じ絵筆を持つ者として、解析、シミレーションしているのだ。どんな手順を経ているのか? なぜこのように絵の具を載せているのか? このキャンバスの大きさの理由は? 絵を描いた本人も意識していなかった話が聞けるかもしれません。

出演:末永史尚(アーティスト)、今井俊介(アーティスト)、佐々木健(アーティスト)、五月女哲平(アーティスト)、大槻英世(アーティスト)、南川史門(アーティスト)、八重樫ゆい(アーティスト)
企画:荻野僚介(アーティスト)

日時:2014年11月27日(木)19:30~22:00 ※開場は19:00
場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)[地図
定員:30人(予約制) 参加費:1,200円/1,000円(学生)

荻野僚介|Ryosuke Ogino
1970年埼玉県生まれ。1993年明治大学政治経済学部政治学科卒業、1998年Bゼミスクーリングシステム修了。主な個展に「cannot see clearly」(gallery COEXIST TOKYO, 2014)、「腕が当たったから窓を開けた」(SPROUT curation, 2012)、「春の絵画展」(TRAUMARIS|SPACE, 2011)など。主なグループ展に「灰色」(佐賀町アーカイブ, ドラックアウトスタジオ, 2014)、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館&LOOP HOLE, 2013)、「引込線2013」(旧所沢市立第2学校給食センター, 2013)、「New Vision Saitama 4 静観するイメージ」(埼玉県立近代美術館, 2011)など。
http://www.oginoryosuke.com/
末永史尚|Fuminao Suenaga
1974年山口生まれ。1999年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。2000年東京造形大学美術学科絵画専攻研究生修了。2004-05年文化庁新進芸術家国内研修員。近年の主な展覧会に、「開館40周年記念 1974 第1部 1974年に生まれて」(群馬県立近代美術館, 2014)、「秋貞勇・末永史尚2人展」(ギャラリーナカノ, 2014)、「ホバリング展」(ギャラリーシーソー, 2014)「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館&LOOP HOLE, 2013)、個展「目の端」(switch point, 2013)、「引込線2013」(旧所沢市立第2学校給食センター, 2013)、「VOCA展2013 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館, 2013)、個展「サンプリング・トレース」( A-things, 2012)、個展「かげり」(秋吉台国際芸術村, 2012)など
http://www.fumisue.sakura.ne.jp/
今井俊介|Shunsuke Imai
1978年福井生まれ。2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。近年の主な展覧会に、「絵画の在りか」(東京オペラシティ アートギャラリー, 2014)、「color / form」(HAGIWARA PROJECTS, 2014)、「第8回 shiseido art egg, range finder」(資生堂ギャラリー, 2014)、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館市民ギャラリー, 2013)、「surface / volume」(HAGIWARA PROJECTS, 2013)、「TOO YOUNG TO BE ABSTRACT」(sprout curation, 2013)、「第31回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」(損保ジャパン東郷青児美術館, 2012)、「SSS – expanded painting」(MISAKO & ROSEN, 2010)等。現在東京在住。
http://imsn.info/
佐々木健|Ken Sasaki
1976年神奈川県鎌倉生まれ。東京藝術大学美術学部大学院壁画科修了。主な個展に、「These / Foolish / Things」(青山|目黒, 2013)、「One Night Painting Show|一晩だけの絵画展〜小林晴夫さんを描く〜 」(blanClass, 2013)、「Open studio」(新港村ハンマーヘッドスタジオ, 2012)、「Still Live」(青山|目黒, 2011)、「Separation」(秋山画廊, 2005)など。主なグループ展、ビデオスクリーニングに「モンブランヤングアーティストパトロネージ2011」(モンブラン銀座, 2011)、「ゲバゲバサマーショー~ゲバゲバな4週間~」(MISAKO & ROSEN, 2009)、「soner 2006」(バルセロナ現代文化センター, 2006),「THEORY OF EVERYTHING」(Workstation Arts Center, 北京ほか, 2006)、「旅潭~ドキュメンタリーの彼方に」(東京芸術大学陳列館, 2003)など。また企画、登壇に座談会「なぜ、岸田劉生だったのか?」「絵とか建築の話」(青山|目黒 2013)など。
五月女哲平|Teppei Soutome
1980年栃木県生まれ。2005年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。近年の主な展覧会に、個展「記号ではなく、もちろん石でもなく」(青山|目黒, 2014)、「絵画の在りか」(東京オペラシティ アートギャラリー, 2014)、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館&LOOP HOLE, 2013)、「囚われ、脱獄」(XYZ collective, 2013)、「アートがあればⅡ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」(東京オペラシティ・アートギャラリー, 2013)、「マンハッタンの太陽」(栃木県立美術館, 2013)、「リアル・ジャパネスク―世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館, 2012)、「館林ジャンクション 中央関東の現代美術」(群馬県立館林美術館, 2012)、「VOCA展2012 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館, 2012)、個展「猫と土星」(青山|目黒&小山市立車屋美術館, 2011)など。
大槻英世|Hideyo Ohtsuki
1975年宮城県生まれ。1998年東京造形大学造形学部美術学科卒業。近年の主な展覧会に、「大槻英世展」(ギャラリーシーソー, 2014)、「コンセプト、イメージ、画材のコンジャンクション」(児玉画廊|東京, 2014)、「VOCA展2014 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館, 2014)、「BORDERS」(HARMAS GALLERY, 2013)、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」(府中市美術館&LOOP HOLE, 2013)、個展「ジャスと千年 ~Stars down there」(ギャラリーターンアラウンド, 2012-13)、「第八回造形現代芸術家展」(横山記念マンズー美術館, 2012)、個展「Behind the mask ~ゆりあげの女~」(ZENSHI, 2011)など。
南川史門|Shimon Minamikawa
東京生まれ。近年の主な展覧会:「アウト・オブ・ダウトー六本木クロッシング2013」(森美術館, 東京, 2013)、「ナウ・ジャパン」(クンストハレ・カーデ、アーメルスフォルト, オランダ, 2013)、「リアル・ジャパネスク - 世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館, 大阪, 2012)、「THIS IS OUR MUSIC これが私たちの音楽」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2013)、「Less the color, a month from Tokyo 」(47 canal, ニューヨーク, 2012)、「Vienna Complex」(オーストリアン・カルチュラル・フォーラム, ニューヨーク, 2014)、「ホワイ・ペインティング・ナウ?」(ギャラリー・メイヤー・カイナー, ウイーン, 2013)、「ブランクマップ、スノー」(シェーンキャンベルギャラリー, シカゴ, 2014)など。
八重樫ゆい|Yui Yaegashi
1985年千葉県生まれ。現在、東京を拠点に制作、展覧会活動を行う。主な展覧会に、「SSS - Expanded Paintings」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2010)、個展「初夏と習慣」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2012)、「冬の旅」(シェーン・キャンベルギャラリー, シカゴ, 2013)、「EXHIBITION ORGANIZED BY SHANE CAMPBELL」(Federica Schiavo, イタリア, 2013)、「絵画の在りか」(東京オペラシティーアートギャラリー, 東京, 2014)、個展「行儀と支度」(MISAKO & ROSEN, 東京, 2014)、「Man & Play」(Brennan & Griffin, ニューヨーク, 2014)など。