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えをかくこと #9 <絵をみて話す①:マグリット展>
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絵を描く人と絵を描かない人と「えをかくこと」について話し合います。<絵をみて話す>では、絵画を目にする主な媒体のひとつである展覧会を、みんなで観に行き、その場で話し合います。その絵をどこで誰と観たのか? その場で語られる言葉はその作品に纏わる経験をどのように変化させるのでしょうか。今回は国立新美術館で開催中のマグリット展を観て、美術館及びその周辺でゲストと一緒に話し合います。
ゲスト:石川卓磨(美術家/美術批評)、永瀬恭一(画家)、宮嶋葉一(画家)、渡辺えつこ(アーティスト)
企画:佐々木健(アーティスト)
日時:2015年6月11日(木)15:00~18:00
場所:国立新美術館とその周辺[地図]
定員:15人(予約制) 参加費:1,000円(前日まで予約)/1,200円(当日)
※マグリット展の入場券は各自でご用意ください
<当日の予定>
15:00 マグリット展会場(国立新美術館 企画展示室2E)前に集合→鑑賞
16:30 マグリット展会場(国立新美術館 企画展示室2E)前に集合→美術館内のカフェラウンジに移動
石川卓磨|Takuma Ishikawa
美術家/美術批評。1979年生まれ。主な展覧会に「イーサン・ハントのフラッシュバック」(TALION GALLERY, 東京, 2014)、 「複々線」(現代heights, 東京, 2014)、「地上より」(GALLERY SIDE 2, 東京, 2013)など。評論に「ゾエ・レオナードにおける生存のレオロジー」(引込線2013カタログ)など。
永瀬恭一|Kyouichi Nagase
画家。1969年埼玉県生まれ。1993年東京造形大学卒業。主な個展に「もぎとれ 青い木の実を」鳩の街巡回抜粋展(6号線, 東京, 2015)、「もぎとれ 青い木の 実を」(Bar+Gallery殻々工房, 栃木, 2014)など。2008年より「組立」開始。 主な寄稿に「音/声/映像の中点に生まれるもの 佐々木友輔《土瀝青ASPHALT》 冒頭二分十六秒の構造」(土瀝青 場所が揺らす映画)など。
http://d.hatena.ne.jp/eyck/
宮嶋葉一|Yoichi Miyajima
画家。1954年大阪府生まれ。1982年東京藝術大学大学院美術研究科油画修士課程修了。1988-98年ドイツ・デュッセルドルフ滞在。具体的な対象をモティーフに簡略化された線と強いストローク、対象に意味を持たせないスタイルが特徴。簡素化された構造と内包するユーモアのセンスが楽しめる作品を一貫して制作。
2015年6月10日(水)よりカスヤの森現代美術館にて「丸亀ひろや / 宮嶋葉一」二人展を開催。
http://www.museum-haus-kasuya.com/index000.htm
渡辺えつこ|Etsuko Watanabe
1960年東京生まれ。1982年武蔵野美術大学油絵学科卒業。1987年国立デュッセル ドルフ芸術大学卒業。主な展覧会に、「picture in picture」(Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku, 東京, 2014)、「Etsuko Watanabe」(Kunstraum Düsseldorf, デュッセルドルフ, ドイツ, 2011)、「静寂と色彩 展」(川村記念美術館千葉, 2009)など。
佐々木健|Ken Sasaki
1976年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部大学院壁画科修了。主な個展に「These / Foolish / Things」(青山|目黒, 2013)、「One Night Painting Show|一晩だけの絵画展〜小林晴夫さんを描く〜 」(blanClass, 2013)、「Still Live」(青山|目黒, 2011)など。主なグループ展に「I'm sorry please talk more slowly」(渋谷ヒカリエ8/CUBE1,2,3, 2015)、「イタヅクシ」(愛知芸術大学サテライトギャラリー, see saw gallery, 2014)、「反戦展」(SNOW contemporary, 2014)、「撤収展」(新港村ハンマーヘッドスタジオ, 2014)、「soner 2006」(バルセロナ現代文化センター, 2006)、「THEORY OF EVERYTHING」(Workstation Arts Center, 北京ほか, 2006)など。また企画、登壇に「CAMP|えをかくこと #3 <絵で記録する「2014年6月26日(木)の記録画」>」(blanClass, 2014)、座談会「なぜ、岸田劉生だったのか?」(青山|目黒, 2013)など。